今月の「関西洋風建築めぐり講座」は旧羽室邸でした。ここは今年の1月に一人で訪れたので(ブログには3回に分けてアップ。そのときの記事はこちら→”原田城跡、旧羽室家住宅” -1-2-3)、再訪です。しかし、今回は先生の細かい解説付きでしたし、前回見ることができなかった2階も見学させて頂いて、学ぶところ大でした。

※今回は久々に超スピードの記事アップです。この講座の記事アップは2回分
 ほど抜けていますが、時間が取れれば後追いでアップ予定ではあります(汗)。

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食堂にある暖炉上のニッチになったところにオリジナルの壁の一部が残っています。現在は邸内の壁は白く塗られていますが、元々はもっと落ち着いた色だったとのことです。

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モダンな感じの和室(茶室としての使用も可能)には5月人形が飾られていました。

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廊下の天井も様々なタイプがあるのですが、ここのさお縁は幅広で、断面は中央部がややふくらんだカマボコ状になっているそうです。前回はふくらみには気付かず、へえーっ!でした。

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そして、個人的には今回のハイライトである2階へ。
やはりここの天井部の網代が圧巻です。また、後にも述べますが、階段室の自然光の採り入れ方が絶妙です。

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It's so beautiful !

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2階の座敷には入ることはできませんでしたが、欄間や床の間(書院)の障子のデザインなどが良さ気です。

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洋室の説明は聞き逃したのですが、ロッジ風と言えるでしょうか。

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下の写真にある縦長の小窓から階段室に南面の光を採り入れています。
このあたりも実に素晴らしい。
型板ガラスのデザインもあまり見かけない美しいものです。

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2階のトイレの扉には丸窓が穿たれており、しかもその円周の縁取りには竹が使われていました。3コある節がいい感じです。このあたりは注意していないと気付かないかもですね。旧羽室家には竹があちこちに用いられて、決してゴージャスではなく全体的に軽やかなデザインとなっているのが特徴ではないでしょうか。

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こちらは1階にある蔵の扉です。
金庫の扉のような感じで、さすがに防火性は抜群か。

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前回多数の写真をアップした応接室。
この部屋では最大のハイライトである暖炉の写真を少しだけ追加しました。赤みを帯びた天板(?)などは高級な大理石(オニックス)で作られています。タイルと合わせて、デザイン・材質・色合いと見どころが凝縮されています。

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こちらは同じ敷地内に子供用の勉強部屋として建てられた大和ハウス工業の「ミゼットハウス」を、できるだけ元の材料を使いながら、同じ場所に忠実に修復・再現されたものだそうです。これにも前回は見ておらず、ビックリでした。シンプルでスカッとした良いデザインだと思います。

なお、今回の見学では、管理・運営をされている「とよなか・歴史と文化の会」のお方に、案内や説明で大変お世話になりました。ありがとうございました。

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