猛暑のため近代建築探訪などの遠出を敬遠し、涼を求めて純喫茶やレトロ喫茶めぐりをすることが多いせいか、最近ではかなりの頻度で純喫茶/レトロ喫茶の記事をアップしています。今回は、なにわ筋沿いにある”ティー&グリル 「パイン」”です。住所:大阪市北区中之島5-3-100。

BMC喫茶室というブログ他でこのお店のことを知り、ステンドグラスもあって風情がありそうだし、建築面やインテリア面でも面白そうだと感じていました。以前出かけたときは確か土曜日だったと思うのですが、お休みで(時間帯がまずかった?)、平日に休みをとったこの日は期待感と一抹の不安感を持って出かけました。

自転車で目的地に近づくと、小さな立て看板も出ていて営業されているようです。良かったー。外からは店内の様子はよく分からないのですが、ドアを開けると・・・おおーっ、これは凄い。まずステンドグラスの照明が目に入り、奥には孔雀のステンドグラスも見えています。更に左右をふり返ると、そこにも大きく多彩なステンドグラスが飾られています。そして、ここにも、あそこにもステンドグラスが。

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写真を撮らせてもらって良いか尋ねたところ、どうぞどうぞということで、早速、座席から少し撮らせて頂きました。それが上の写真です。

ちょうどお昼どきで、グリルと名前がついているだけにまずは腹ごしらえです。この日の日替わり定食は”ミンチカツ&冷奴”でした。ミンチカツ&冷奴+ご飯・野菜・漬け物・みそ汁がついてお値段は600円(ドリンク付きだと750円)。ミンチカツは私の好物ということもあって美味しく頂きました。お味・ボリューム・価格ともに申し分なしです。

食後、席を離れて写真を撮らせて頂いているうちに他のお客さんが帰られ、お店の方に少しお話しを伺っていたら、店内のステンドグラスは全てお父さんの自作と聞いてなおビックリ!趣味が高じてどんどん作品を作られ、数が増えると共に次第に大きくなってきて、それをお店のインテリアとして用いられているそうです。

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デザイン・色合いともに多彩で楽しいですね。鳥や花、植物はステンドグラスのデザインによく用いられますが、ブドウの房のところに半球状の(?)ガラスを用い、レンズのような効果でちょうど房の中央あるいは周辺部が光るのが実に良い感じです。小さなパラソルなども素朴でお洒落です。

実はドアのガラスが古いもので、店内の様子が外からあまり分からないようになっているそうです。最近の店舗は店内を積極的に見せようとするものも多いのですが、昔はお客さんが落ち着いて食べられることを優先したのでしょうね。ただ、これだけの美しい空間が外からは少ししか分からないのは何とも勿体ないなあと思いました。

※以下、更に驚きの2階編に続く予定