藤井彦四郎邸をゆったりと見学した後、yumeさんから具体的な場所を教えて頂いた松居家住宅洋館に向かいました。
旧中山道沿いは松(?)が植わっていたりして、なかなか風情があります。そんな中に、松居家住宅洋館がありました。GWに探訪したときは時間の関係もあって見つけられなかったのですが、あと数十mのところで引き返していました(汗)。
この建物は1925年(大正14年)に五個荘郵便局として建てられました。当時大流行したセセッションスタイルですが、ほとんど直角のみで構成されたデザインは他ではあまり見かけないものだと思います。近くには茅葺き屋根の建物などもある中、当時としては超モダンっだのではないでしょうか。また、この建物には今日のラスモルタルの原型である川崎鉄網が使用されているという特徴があるそうです。木造骨組みの上に鉄網を張り込み、その上にコンクリートをコテで塗りこんで耐火性能を上げたものとのこと。ちょっと三ツ矢記念館の鉄網(あみ)コンクリート造のことを思い出しました。
この日は曇 りがちで日射しがあまりなく、歩くのには好都合でしたが、写真的にはのっぺりとしてしまい、もうちょっと光と影の対比が欲しかったところです。でも、こんなところにこんな建物が!というインパクトがありました。
五箇荘からは、最近なじみになりつつある近江鉄道で八日市へ移動し、まずは駅前で昼食をとりました。昼食後、時おり小雨がパラつく中を宮路医院を目指しました。下の写真は途中で見かけた洋館付き住宅です。洋館よりもレンガ塀が凄かったです。
宮路医院の洋風の旧館は表通りからはちょっと奥に入ったところにあり、注意していないと見過ごすところでした。1929年(昭和4年)頃の建築で、日光浴を重視するため正面(玄関のある南側)に病室を並べる配置にしたとのこと。全体的には病院建築らしくシンプルで落ち着いた感じがします。玄関部側面の小窓がお洒落です。裏手の方も窓枠などの雰囲気が良かったです。
また、和風の自宅の方も一部は洋風になっているようで、柱頭飾りがついた付け柱や木製窓枠のデザインなどが興味深かったです。
この後、近江八幡まで移動しようとしたのですが、次の電車まで時間がかなりあったので、太郎坊宮前まで歩くことにしました。
太郎坊宮は山岳信仰の霊地だそうで、GWに探訪したときに近江鉄道の中からゴツゴツとした岩肌が印象的な山に気付き、帰宅後に色々調べて興味を持ったものです。学生時代に山歩きをしていたこともあって、このような山を目にすると、単純に「おおーっ!登りたい」と思ってしまいます。実際にはまともな山歩きは15年以上やっていないのですけれど(汗)。体重もすっかり増えてしまいましたしね。しかし、見るだけでも素晴らしい山容でした。