水・木と久々に東京へ泊まりがけの出張があり、今回は学士会館ホテルに泊まりました。これは以前、びんみんさんがブログで、最近は学士会の会員以外でも空いていれば泊まることができると書いておられ、機会があればぜひ!と考えていたものです。
社団法人学士会はWikipediaによると、
>旧帝国大学系大学である北海道・東北・東京・名古屋・京都・大阪・九州
>及び京城帝国・台北帝国の各大学卒業者(当時の学士)と、前記大学の
>大学院出身の修士、または博士、前記大学で教授、准教授(助教授)
>ないし学長の職にあった人たちによる、大学の枠を超えた一種の
>同窓会組織
だそうです。
学士会館は1928(S3)の建築で、設計は佐野利器と高橋貞太郎です。外観はスクラッチタイルが印象的な落ち着いた感じの建物で、規模は結構大きいですね。
都内であった某シンポジウムが終わった夕刻、地下鉄で移動していそいそと学士会館へ。びんみんさんのブログで大体の雰囲気はつかんでいましたが、まずはステンドグラスがあるフロント・ロビーからして素晴らしいです。
4階の宿泊室は、びんみんさんがブログでアップされていた部屋とタイプは同じでした。決して豪華さがある訳ではないのですが、木の風合いや落ち着いた色合い、高い天井などが気持ち良し。
まずは夕食前に、宿泊階の4階を手始めとして、館内をブラブラと散策しました。移動はもちろんすべて階段利用です。館内はアカデミックな落ち着きの中にも華麗さが感じられ、赤い絨毯と合わせてあちこちにある美しいステンドグラスが、品の良い華やかさを与えています。梁などにある細部装飾はいずれも見事です。
本来の正面側にあるロビーも凄いです。ゴージャスにして繊細な天井装飾。階段周りもすきなし。柱のデザインはユニークです。
夕食は最初、外で軽く・安く食べるつもりだったのですが、ウロウロしている内にどんどん時間が経過し、急遽館内で食べることに方針変更です。本格的レストラン「ラタン」(上の写真で左手)は夜は5000円~のコースしかなく、写真右手のバー(カフェ&ミニパブ)の方でハンバーグステーキのミニ・ディナーセット(1200円)を頂くことにしました。
この日は幾つもパーティや会合があったようで、バーにも人生の諸先輩が多数おられました。私が案内された席は窓の方を向いたカウンター席でした。元々、皆さんがグラス片手に談笑されている中をデジカメでバシバシ写真を撮ることははばかられますし、一人で窓の外などを眺めながらゆっくりと食事をするのにはもってこいでした。このバーは天井の木の細工などがとても印象的でした。
結局、ミニ・ディナーセット+ビール(ハイネケン・ハーフ)では物足りなく、また、もうちょっと雰囲気を楽しみたくなってフライドポテトを追加すると共に、ビールもギネス 1/2Pint を頼みました。日曜日に同窓会でかなり飲み、次の日曜日にはフルマラソンのレースを控えているため、今回の出張中はノン・アルコールでいこうと考えていたのですが、クラシック・ホテルの雰囲気に負けてしまいました。まあ、我慢してたら、それで逆にストレスがたまったかもしれませんし、素晴らしい空間に身を置き、心地良い気分になって大満足です。
こうして、学士会館の夜は更けていくのであった。続きは(その2)で。
なお、写真はかなり赤みが強いですが、実際の色はもう少し薄めだったものの、夜は照明の関係もあってか、ほぼこのような感じでした。