わくわくして子犬を迎えても、
甘噛みが痛くて大変だったりします。
いつになったらおさまるのかなぁ?
対策してるけど止めてくれない。
どうしたらやめるのかなぁ?
かわいいけど咬まれるのは嫌なんだけど。
って、思いますよね。
でも、
そもそも「甘噛み」って何でしょうか?
実は、一般的に言われている
「甘噛み」って、
「甘咬み」では無いのです。
「甘咬み」とは、人や犬を、
軽く咬むこと。
優しく咬むこと。
です。
子犬が、
子犬の時期に噛みつくこと
ではありません。
しかし、
「甘噛みの治し方」
「甘噛みのやめさせ方」
「甘噛みの対処法」
「甘噛みの解決法」
「甘噛みの対策」
などと言っていたり。
「時期が来ればおさまる」
とも言われます。
これは、
「子犬が子犬の時期に噛むこと」
=「甘噛み」
という誤認から発生しています。
「甘」という字を、
「子」と誤認している。
「甘い」という言葉のニュアンスから、
「子供・幼い・小さい」を連想してか。
ちなみに、「甘い」とは、
楽しく氣持ち良い。
心がとろける思い。
ゆるく締まりがない。
厳しさを欠いて手ぬるい。
という意味です。
「甘咬み」とは、
人や犬を優しく咬むことです。
「咬む力の抑制が出来ている」
ということです。
ですから、
「甘咬み(優しく咬む)の治し方」
「甘咬み(優しく咬む)のやめさせ方」
「甘咬み(優しく咬む)の対処法」
「甘咬み(優しく咬む)の解決法」
「甘咬み(優しく咬む)の対策」
というのはちょっと違いますね。
強く、「甘咬み(優しく咬む)」する。
激しく、「甘咬み(優しく咬む)」する。
痛いほど、「甘咬み(優しく咬む)」する。
も意味わからん。
強く咬んだら「甘咬み」ではない。
誰かが、
子犬が、子犬の時期に、
物や人を噛むことの総称として、
「甘噛み」という言葉にしてしまったことが、
諸悪の根源。
「甘咬み」は、
成犬がしても「甘咬み」ですよ。
今回はここまで。
次回も「甘咬み」について書こうと思います。
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