ゆうゆのクイズでGO!GO!
今回紹介するのは1990年のタイトーのアーケードゲーム「ゆうゆのクイズでGO!GO!」です。
ゆうゆというのは、当時バラドル(もはや死語ですね)として大人気だった、もとおニャン子の岩井由紀子ちゃんのことです。当時はニックネームの「ゆうゆ」がそのまま芸名となっていました。
このゲームの特徴は映像・音声での演出が派手で楽しいことです。各ステージ開始時の「クイズで、GO!GO!」をはじめ、彼女の音声がたくさん出力されます。途中でゲームオーバーになると「あったま悪いんじゃな~い?」と言われてしまいますorz 明日のために、今日の屈辱に耐えるとしましょう。
最初にジャンルセレクトがあります。最初にどのジャンルを選ぶかで、2面以降で選べるジャンルも変わってきます。
「マンガ・アニメ」を選ぶとこんな問題も出てきます。冗談のような選択肢が多いのもこのゲームの特徴です。
エクスカイザーはこの当時(90年)最新の作品ですね。
最終面(6面)では、選択肢の中に「ゆうゆの問題」が出てきます。
「ゆうゆの問題」は、ファンでないと知らないような内容…もあることはあるのですが、このゲームのためにタイトーが彼女に対して行なったアンケートももとになっています。このアンケートの内容が、当時の私の愛読誌「マイコンBasicマガジン」(電波新聞社)に載っていたことがあって、それでちょっと覚えていたりしました。
そのアンケートには、上記のようなプロフィール的な質問も多くあったのですが、「すみませんがちょっと立ってみて下さい」「今、『よいしょ』って言いませんでした?」みたいな質問もありました。それに対して「言った!!」とちゃんと答える彼女の真面目さというかなんというか。
最初に音声の話をしましたが、画像というか写真も大変多く、このゲームのためにいったいどれだけのコスプレをしたのでしょう??当時彼女はタイトーのイメージガールだったこともあってか、たくさん仕事をしているというかコキ使われてるというか…
後にスーパーファミコン版も発売されました。スーパーファミコンの性能の範囲で、結構頑張った移植になっていました。