先週は、トイレのような狭いところで、

動くことの大変さや

それに対してどうしたら良いのかについて、

書かせていただきました。

 

今週は、

壁などを前にすると、

ヒトはどういう反応をするのか、

どうしてそれが変わったのか、

などについて書きたいと思います。

 

 

私、福島県いわき市で自費リハビリをやっております、

廣渡一隆と申します(^_^)

よろしくお願いします♫

 

さて、壁を目の前にした時、

私たちは、その壁をぼんやりと見ている訳ではなく、

その壁から、

自分がちゃんと座ってたり、

立ってたりするための、

情報として利用しています。

 

私がいろいろな勉強をさせてもらっている

「環境適応講習会」

のあるコースでは、

こんな実技を提示したりしています。

 

立っている人の前に、

大きな板を立てます。

それをその立ってる人に

気づかれない程度に、

前後に揺らします。

 

すると・・・

その立っている人が、

揺れ始めます。

大きな板の揺れに合わせて、

前後に揺れるのです。

 

これは、立っている人の

横側においても、

同じように、板の動きに合わせて、

身体が揺れてしまいます。

 

両方とも、立っている人が、

それを意識できておらず、

揺れている感覚もない状態にあります。

 

壁が揺れると、

遠ざかる壁は追いかけ、

迫ってくる壁は、後ろに身体を運ぶのです。

壁を始め、色々なものには、

肌理(きめ)があります。

そうです!

お肌のきめと同じです。

 

それが遠ざかると小さくなり、

近づくと大きくなります。

 

その肌理が小さくなると、

自分が遠ざかっているという情報になるし、

肌理が大きく荒くなると、

自分が近づいているという情報になります。

 

ですので、

壁が遠ざかるとその肌理が変わらないように、

自分が近づき、

壁が近づくと、

その肌理の大きさを保つように、

壁から距離を取ろうとします。

 

そういう訳で、

壁からは、私たちが姿勢を保つための情報をもらっている訳です(^_^)

 

その情報がうまく取り込めないと、

少し壁に近づいた時に、

すごく圧迫されたように感じ、

少し遠ざかると、

体が大きく傾いたように感じる訳です。

 

その情報が、両側から入って来るので、

少しの揺れが、大きな揺れに感じ、

それで動くことが大変になってくるのです。

 

そこで先週やったような、

壁に寄りかかったり、

壁で寝返るように動いたりした訳です。

先週のは、こちら↓です。

トイレでの方向転換 | リハビリRebornのブログ (ameblo.jp)

 

 

見た感じ(目から入ってくる情報)と、

自分が動く感覚をマッチングさせていくと、

壁からの情報が適したものになり、

動きやすくなるということですね(^_-)-☆

 

 

 

今日、こちらは、すごい雷雨でした⚡

30分くらいで晴れて来ました。

植木に水がたっぷり注がれました!(^^)!

感謝!!

とここまで書いてたら、

夕方からすごい雷がなり、

近くに落ちたようでした。

街灯だけ停電になってました💦

 

さて、今週も始まりましたね。

夏のような日々です。

暑さでバテませんように。

ステキな一週間となりますように(^^♪

 

リハビリセンターReborn   リハビリセンターReborn (reborn-iwaki.com)