こんばんは。気象予報士試験が近づいてまいりましたね。
本日から、前回試験の過去問を解いていこうと思います。
平成30年度1回目 学科試験一般知識問1です。
地球の大気の鉛直方向に関しての出題です。
一般知識では、この分野が、成層圏の出題も含めると、1~2問出題される傾向がありますので、特に、本出題の内容は、しっかりと覚えておきましょう!
(a) 対流圏の気温は、①太陽からの光(≒熱)で地表や空気が暖められ、②暖められた空気と冷たい空気が混ざり合う(≒対流)と、③暖めれた空気や地表が、「放射熱」を出して、熱を宇宙に逃がしたり、周辺の空気を暖める、 ことで、決まります。
→ この記述は、誤り です。
*全てに当てはまる訳ではないですが、自然界の現象は、一つの原因で決まるケースは
稀ですので、このような記述は、誤りの可能性が高い というのは、感覚として持っておく
とよいかと思います。
(b) オゾンができる機構は、この記述の通りです。 →正しい
(c) 正しいです。
「成層圏から上部で、気温が極小となったところを、中間圏界面と呼ぶことに人間が決めた」という方が、正しいのかもしれませんが…
(d) こちらも正しいです。熱圏にいる酸素や窒素が、先鋒となって、太陽光に含まれる人体に有害なX線や紫外線を、地表に到達しないように防いでくれています。感謝ですね♪
ありがとうございました。
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