京都東山「産寧坂」を歩む | hirochanのブログ

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4月29日(土)

11:00起床。

マンションを出て、徒歩で近鉄四日市駅へ。

13:39発賢島行きに乗車しました。

伊勢中川で14:10発大阪難波行きに乗り換え。

更に15:08大和八木で京都行きに乗り換え。

15:56京都に到着しました。


京都までの乗車券の値段はなんと2710円。

4月からの値上げでここまで高くなりました。

税金と物価高で僕達は完全にやられていると思いました。


京都駅に着いた僕は京都タワー側の出口を目指しました。

途中、左手に京都総合観光案内所が目に留まり、そこでバス乗り場の位置を聞くことが出来ました。

僕はまずバスで清水寺に行こうと考えていたのです。

バス乗り場の見取り図を渡してくれて、D2乗り場で76か206のバスに乗り五条坂で降りれば良いということまで教えてくれました。

もし、この案内所が目に留まらなかったらと思うと本当にラッキーなことだったのです。



バスに乗った僕は何処で降りるかにかかわらず一律230円なのに驚きました。


バスを降りた僕は清水坂を登って行きました。

ぽつぽつと雨が降ってきましたが、傘をさしていない人もいるぐらいの小降りで助かりました。

晴れ男の面目躍如と言ったところです。

予想通り外国人の観光客でいっぱいでした。

両側に並ぶ店店が強烈に京都風情を発散してきます。

そして遠くの東山の麓に清水寺の赤い伽藍が見えてきました。

キーホルダーコレクターの僕は清水寺の刻印があるキーホルダーを店店で探している内に山門の間近まで辿り着いてしまいました。

キーホルダーを諦めかけたころ、山門の左手前の土産屋でようやく清水寺キーホルダーをゲットできました。



山門をくぐり、僕はいよいよ清水の舞台へと歩を進めました。
清水寺は何度も来ているのですが、やはり来て良かったと思えるほどの新鮮感に溢れていました。



清水の舞台からは京都タワーをはじめ京都市街が見渡すことができ、新緑の緑色が眩しい木々に囲まれた独特の建造物はさすが世界遺産そのものでした。

清水の舞台から下を見下ろすと足がすくむ思いがします。

「清水の舞台から飛び降りる覚悟」とかよく使いますがその例えをリアルに感じることができました。

僕は本殿にあがりお祈りをしました。

願いは一つ。

「この何でもない幸せな日常がこれからもずっと続いてくれますように」

です。




清水寺を後にした僕は清水坂の途中から産寧坂へと右に入りました。

多分この辺りは京都が登場するCMでもっとも舞台として使われているエリアです。

行手に八坂の五重塔が姿を現すシーンは圧巻です。

僕は感動に包まれながら産寧坂を八阪神社まで歩き続けました。



八阪神社から一気に知恩院まで行こうとしたのですが、どこで道からはずれたのか東大路に出てしまいました。

仕方なく少し戻ってまず四条通に出ました。

そして八阪神社の山門前から四条大橋へ向かって歩きました。





途中、左手に南座が現れます。

確かもう少し先に「にしんそば」の店があったはずだと店を探しながら歩いて行きました。

20数年前の記憶ですから、街の変化とともにどうなっているか分かったものではありません。

しかし、「にしんそば」の店はありました。



総本家「松葉」と言う老舗でした。

迷わず、暖簾をくぐりました。

そして名物「にしんそば鰊しぐれごはん付」を注文しました。


まるまる一匹分の鰊の甘露煮が入っています。

出汁は関西風の薄味。

何と言っても鰊が主役で、これは掛け値なしで美味しい代物でした。

「にしんそば」なら「松葉」。

これで間違いありません。




「松葉」を出た僕は今日の宿泊ホテル「京都セントラルイン」に向かいました。

多分「京都セントラルイン」は京都最高の立地にあります。

何と四条河原町の高島屋の前にあるのですから。

これ以上の立地は多分ないでしょう。


僕は

「この何でもない幸せな日常がこれからもずっと続いてくれますように」

と心でつぶやきながらホテルにチェクインしました。