九日ぶりに故郷から東京都下の自宅に戻って来た僕の連れ合いの小さな悲鳴が庭先から聞こえました。
我家の「ロベリア」(瑠璃蝶草)の葉の裏にハダニらしき害虫がついていると言うのです。
ここ数日間、雨模様の日々が続いていたので、高温高湿を嫌う「ロベリア」(瑠璃蝶草)のことを心配して水遣りを控えていたのですが・・・葉の裏のチェックは怠っていました。
連れ合いに促されて「ロベリア」の葉裏を捲って見たのですが・・・遠近両眼の眼鏡では判別できません。
虫眼鏡を眼鏡の上に重ねて凝視すること数秒・・・漸く葉裏に極小の黒粒が付いているのが分りました。
連れ合いによると、害虫(ハダニ?)は、ロベリアの葉の裏側に寄生して葉の汁を吸って成長するのだそうです。
発見が遅れると大量発生して手が付けられなくなる恐れがあるので、この時期の手入れには注意が必要だと言うのですが・・・
その割には、僕に対する事前の指示が足りなかったような気がしないでもありません。
「ロベリア」は、花後の花がらの摘み取りをこまめに行って清潔に保ちさえすれば、たくさんの花芽を次から次と付けるそうです。
彼女は、今後も3回に亘って故郷に戻る事になっているので、留守中に花がらを放置してカビが発生しないように注意を払いつつ、風通しをよくして清潔を保ちながら育てたいと思います。
参考:ロベリアの植物分類名
科:Campanulaceae キキョウ科
属:Lobelia ロベリア属
種:L.erinus
学名:Lobelia erinus L.
英名:Lobelia、Edging lobelia
和名:ルリチョウソウ 瑠璃蝶草
別名:ルリミゾカクシ 瑠璃溝隠
原産地:南アフリカ


