ท่ามกลางเทศกาลวันสงกรานต์ในเมืองไทย
現在のタイはタイ正月休み(ソンクラーン สงกรานต์ )の真最中です。いつもは交通渋滞と人混みで埋まっているバンコクも、水掛祭りの儀式を行なっている場所を避けさえすれば、車も人もスイスイと流れていて、いつものようにストレスを感じることもありません。


タイの殆どのネット紙の一面にも『 Songkran Kicks Off 』の活字が踊っています。そんな見出しに心が躍ったわけではありませんが、タイ正月の2日目に、写真倶楽部の仲間6人と一緒に、古都アユタヤーの水掛祭りを楽しんで来ました。とは言っても、アユタヤーで撮影した写真は、まだカメラの中に入ったままですので、今日の写真はBANGKOK POSTの写真を拝借することにします。


古都アユタヤーのソンクーラーンの水掛け祭りのキックオフ儀式
Foreigners splash water with elephants in a prelude to the Songkran celebration in Muang district, Ayutthaya province (PHOTO BY BANGKOK POST)


前回の拙ブログで、本来のタイ正月は、太陽の軌道が12ヶ月の周期を終えて新たに白羊宮(おひつじ座)に入る時期を祝う古式豊かな伝統的儀式であることを御紹介しました。その期間中に行われる本来の水掛は、寺院に詣でて釈迦牟尼の仏像に手ずから聖水を掛けたり、僧侶がマヨム มะยม の枝葉を振って信者に聖水を振り掛けたり、家族が年長者の手に聖水を掛けて敬うプロムナムモン พรมน้ำมนต์ という奥ゆかしい儀式であることも御紹介しました。


寺院に詣でて釈迦牟尼の仏像に手ずから聖水を掛けるプロムナムモン พรมน้ำมนต์ の儀式
(PHOTO BY BANGKOK POST)


しかし、現在の観光と遊びを全面に打ち出したソンクラーンの水掛祭りは、本来の奥ゆかしくて淑やかな聖水を頂く儀式とはかなり様相が違って来ました。タイ庶民が寺院や仏塔に詣でて僧侶から聖水を振りかけて戴く風習も続いてはいますが・・・バンコクの繁華街(シーロム)などでは、釈迦牟尼の仏像を安置した車両に同乗した僧侶の一団が出前をして、道路の傍らに居並ぶ仏教信者に聖水を振りかけ(プロムナムモン พรมน้ำมนต์ )ながら移動する儀式が行われていました。


僧侶が繁華街に出前をして聖水を振りかけるプロムナムモン พรมน้ำมนต์ )の儀式
(PHOTO BY BANGKOK POST)


観光と遊びを主体とした水掛祭りの凄まじい様相は、古都アユタヤーも首都バンコクも大差ありません。大量の水道水をビニールホースやポリバケツで行き交う人に遠慮することなくぶっ掛けたり、大型水中鉄砲で離れている人を狙撃(?)したり、消防給水車の大型ポンプで大量の水を噴出して雰囲気を盛り上げたり等々、とにかく凄いの一語に尽きます。


ダイナミックなタイ正月の水掛まつり (PHOTO BY BANGKOK POST)

僧侶からマヨム มะยม の葉の聖水を優しく振り掛けて戴く(プロムナムモン พรมน้ำมนต์ )奥ゆかしい儀式だけでは充足できない若者達は、消防給水車によるダイナミックな放水の下に我先にと集まります。


水飛沫の中でずぶ濡れになって踊る若い女性たち (PHOTO BY BANGKOK POST)

タイの若者は、日頃の鬱憤をここぞとばかりに晴らすかのように水を掛け合い、全身ずぶ濡れになりながら踊ります。中年の男女だった負けてはいません。年老いた人々は、そんな元気いっぱいの人々を、道路の傍らから楽しそうに見守っています。とにかく誰もかれもが此の日を心底から楽しんでいるのです。


水掛けの代わりに、シャボン玉の泡を一面に降らして楽しむ泡パーティーもあります。
(PHOTO BY BANGKOK POST)


今年のアユタヤー行きは、実を言いますと、シャボン玉パーティー(ปาร์ตี้โฟม)を楽しみにしていたのですが、予算の関係でしょうか、残念ながら、シャボン玉パーティーは中止、自動散水式の方法に変わっていました。来年はバンコクのシャボン玉パーティー(ปาร์ตี้โฟม)の場所を捜した方がよさそうです。

昨年のアユタヤーの正月を見学した時の僕の撮影手帳に拙いタイ語メモが残っているのを見つけました。このままでは消失してしまいそうなので、去年の自分のタイ語レベルを残して置くために、恥を忍んで今回のブログに留め置くことにします。

メモの内容:
タイのソンクラーン祭り(タイ正月)は、継承されて来た古き良き伝統催事が多々ありますが、世界的には、暑さを吹き飛ばすための水掛け祭りが広く知れ渡っています。しかし、ここ数年前から、若者が新しく始めたタイ正月の泡パーティーが人気を集めています。泡パーティーは、タイ正月の慣習を守りながら、新しい観光のハイライトとして受け入れられていくのではないでしょうか。


 เทศกาลสงกรานต์หรือวันปีใหม่ไทย ยังมีกิจกรรมดีๆหลากหลายที่สืบทอดกันมา แต่โบราณแต่จริงๆแล้ว การเล่นสาดน้ำเพื่อดับร้อนมีชื่อเสียงเป็นที่รู้จักไปทั่วโลก ระยะหลังนี้นอกจากจะมีการเล่นน้ำกันแล้วยังมีปาร์ตี้โฟมซึ่งเป็นกิจกรรมใหม่ที่กำลังเป็นที่นิยมในงานสงกรานต์ของไทย ปาร์ตี้โฟมถือเป็นไฮไลด์ที่ดึงดูดนักท่องเที่ยวให้มาเที่ยวเมืองไทยในวันสงกรานต์ปาร์ตี้โฟมเป็นกิจกรรมการเล่นที่ได้รับความนิยม ในหมู่วัยรุ่นที่มาแรงในเทศการสงกรานต์ของประเพณีสงกรานต์ไทยที่แรงขึ้นมาอย่างต่อเนื่อง