⑮カンチャナブリ・尼僧の水中浮揚 | タイに魅せられてロングステイ
2009年04月11日(土) 07時31分10秒

⑮カンチャナブリ・尼僧の水中浮揚

テーマ:タイ西部地区
《前回BLOGからの続きです》

境内から洞窟寺院に通じる階段の途中で若いタイ人女性と中年男性のカップルに声を掛けられました。
女性 『 水中で瞑想する尼さんのショーを見られましたか?
家内 『 見るつもりですが、場所は何処ですか?
女性 『 ご案内しますよ。一緒に見物しませんか?
家内 『 場所を教えて頂ければ、自分達で行けますから・・・
女性 『 一緒に見物したいのです
家内 『 エッ?
女性 『 私は如何しても見物したいのです。どうか助けて下さい
家内 『 助けるなんて・・・・どういう事なのかしら? 』 ・・・・・此処までが前回の最終行でした。


水中で瞑想する尼さん ” の話は、数年前に此の地を訪れた時から知ってはいたのですが、態々、見学することもなかろうと無視していました。

瞑想する尼僧の水中ショー ” と言えば・・・40年以上も前に田舎の場末のキャバレーで見た面映い実演ショーを想い出してしまいます。もっとも、あの時の尼僧はカトリックの偽尼僧だったような・・・何れにしても、その程度の安っぽい企画でお客を呼べる時代だったのでしょう。

話が横道に逸れてしまいましたが、若いタイ人女性が見たいと熱望する “ 瞑想する尼僧の水中ショー ” は、翻訳下手の僕の手によるものなので、彼女の名誉(?)のためにも、彼女自身の喋ったタイ語 “ การแสดงแม่ชีลอยน้ำ ” ( ガーン・サデーン・メーチー・ローイ・ナーム ) も表記して置きましょう。“ 水中浮揚する尼僧の演技 ” と直訳すれば安っぽいキャバレー色が少しは払拭されるかも知れません。


●การแสดง:ガーンサデーン 発表、表示、展示、披露、演技  ●แม่ชี:メーチー 尼僧  ●ลอยน้ำ:ローイナーム 水中浮揚する

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①水中浮揚の始祖である尼僧のトーン・スーさんの像(左側)に合唱して水プールに向かいます。

若いタイ人女性に事の次第を聞いてみると・・・
水中浮揚する尼僧の演技 ” を見るために、連れの男性と一緒にバンコクから長距離バスに乗って来たのだそうです。しかし、生憎と観光客が二人を除いて誰も居らず、ミニマム20人分の観覧料金の500バーツ(1500円)を二人で負担しなければならないと言われたのだとか。


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②円形舞台のような水中プールを囲むようにして50人~60人の観覧席があります。(今日は僅かに4人の観覧者)

連れの男性に相談すると、“ 高い! ” の一点張りで、取り付く島も無いと言うのです。つまり、僕たち夫婦が一緒に見れば250バーツ(750円)の負担ですむので、彼女の一人判断で “ お願い、助けて ” と言うことになったようです。

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④深さ3mの水中プールの中央で座禅のポーズをします。深さ3mなので足は水中に浮いています。

家内 『 お連れの男性は、250バーツだったらOKなの?
女性 『 すみません。250バーツでOKか確認して頂けませんか?
家内 『 エッ!? どうして私が確認するの? 』 
女性 『 奥さんは日本人でしょう? 彼も日本人なのです
  僕 『 彼は君達の話を傍で聞いているのだから、その必要は無いよ 』
女性 『 彼はタイ語が分からないのです 』
家内 『 お父さん! 彼氏に確認して下さい・・・


どんな話がされているのか分からないままに、その場に佇む日本人男性に事の次第を日本語で説明すると、『 すみません、お願いします 』 と言う恥ずかしそうな小声が戻って来ました。タイ人の彼女は満面の微笑! これで一件落着です。

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⑤ゆっくりと片腕を広げながら次の動作に移ります。

水中浮揚の演技をしている間、尼僧は、時折ですが、唇を少し開けて、まるで口笛を吹くような仕草をしながら、体内浮力を調整していたように感じました。

オリンピック競技のシンクロナイズドスイミングの選手は、身体の浮力を保つために脚と手を常に動かしていますが、尼僧は出来るだけ身体を動かさず、息吹だけで浮力を保っているような感じです。

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⑥やおら両手を広げた姿で、再び座禅のポーズを取りながら身体のバランスを保ちます。

この水中浮揚の技術が修行によって得られたものか? 或いは、水中プールに張られた水の塩分濃度が極度に高いのか? それは誰にも分かりません。

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⑦次第に両脚を揃えて伸ばし、身体を垂直にして立居のポーズを保ちます。
⑧最後は、腰、両手と両足を水面上に持ち上げて、涅槃のポーズでフィニッシュとなります。

かくして、僅かに7分前後の “ 尼僧の水中浮揚 ” の演技は終わりとなりました。60人前後の観客席に座る僅か4人の観光客は、割れんばかりの拍手(?)を盛大に送りました。

余りにも少人数の観客の中での演技だったからなのか、少し元気が無さそうに見えた尼さんでしたが、僕達の精一杯の拍手に、満面の微笑で応えて戴きました。

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