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マンション管理士・管理業務主任者 直前講座
R4 宅地建物取引士合格発表!
皆さん、こんにちは。平柳です。
今日は令和4年度の宅地建物取引士(宅建士)試験の合格発表の日です。
・合格点 36点
・合格率 17.0%
という発表がなされています。
宅建士試験に合格された皆さん、おめでとうございました!
宅建では珍しく(?)没問が出たとのことですけれども、試験問題というのは、条件設定や表現の仕方で正誤や理解の仕方が変わることがままありますので、なかなか難しいですね。
先日行われた賃貸不動産経営管理士試験の問32についても、金田先生と共同代表と務めさせていただいているマンション管理サポートセンターとして、他に先駆けて早々に「解なし」と発表致しました。
ええ、もちろん、色々調べたり検討したりしましたよ。
でも…
「解がないものはないんだよぉぉ!!」
ということで、やむをえません(笑)。
マンション管理士・管理業務主任者を受験する方へ2
管理業務主任者 直前講座サンプル
さて、本日はマンション管理士・管理業務主任者受験生に向けての「直前応援ブログ第2弾」です。
第1弾の記事は→コチラ
危機管理意識で生み出す気持ちの余裕
今日は「危機管理意識を持つことで生み出す気持ちの余裕」について述べていきます。
今日も長い記事になりますので、学習合間の休憩に気軽にどうぞ。
2.危機管理意識を持つことで生み出す
心の余裕
「危機管理意識を持つことで生み出す心の余裕」とは、「本試験が終わるまでの間に生じうる様々な事態を想定した心構えをし、不安や精神的な動揺を抑えることで生み出す余裕」です。
今この瞬間から、本試験終了の合図があるまでの間、受験生の皆さんが「不安を感じる・精神的に動揺する」ような事態には、どのようなものがあるか、想像してみましょう。
<本試験前>
・一生懸命勉強しているつもりなのに、模擬試験の結果が10点台、20点台なんですけど…
・模擬試験では40点を超える高得点を取ったが、問題は過去問の焼き直しで見たことのあるものばかりだった。本試験では絶対にこんなにうまくいくはずがない…
・やらなきゃいけないことが山積みで、もはや何から手を付けてよいかわからない…
・気を付けていたつもりなのに、この時期に体調を崩してしまった…
・本試験で一体どんな問題が出るんだろうということばかり気になってしまう…
・前日緊張してしまって、夜まったく眠れないままで本試験を迎えてしまった…
・事前に交通経路をちゃんと調べていたのに、人身事故で電車が止まってしまった…
・本試験会場にいったら、周りの人がやけに使いこんでいるテキストや問題集を持っていて、圧倒されてしまった…
<本試験中>
・一生懸命勉強したつもりなのに、本試験でまったく見たことも聞いたこともない問題がたくさん出題されてパニック…
・試験中に貧乏ゆすりをしたり、ブツブツ言う人が近くにいたりして、まったく集中できない…
・隣の人が消しゴムでやたら力を入れて消すので、机が揺れて集中できない…
・今まで模試では時間不足になることなんてなかったのに、本試験では気が付いたら残り10分で10問もある…
・なんか外で街宣車が大音量で叫んでるんですけど…
…どうでしょう。
リアルに想像すればするほど、ドキドキしてきますね。そして、これらは現実に起きうることです。
こうした「不安・精神的な動揺」は、皆さんの学習効率を低下させ、本試験で普段の力が出せなくなる要因になります。
そこで、少しでも「想定の範囲内」となるように、上記のいくつかの不安について、平柳がバッサリ切り捨てて、喝を入れて差し上げます(笑)。
① 模試の結果が悪くて不安になったら?
模試の点数が悪くてもまったく問題ありません。
というよりも、
模試の点数そのものは、気にする必要すらありません。
模試はしょせん模試。
問題が違えば点数も大きく変わりますし、模試と本試験で得点が10点~20点(!)変わるという方も例年ざらにいます。
おまけに、模試の得点と本試験の得点の関連性は、皆さんが想像しているほど高くもありません。
「合格したい」という気持ちが少しでもあるならば、模試の点数なんて気にしているヒマはありませんよ!
さあ、そんな時間があるなら、過去問1問やって下さい!
ちなみに、平柳の講義では、平常時の学習において、これでもかというくらい「理解型」の講義をしますが、理解は記憶の手段に過ぎません。
すべては、この直前期の学習での記憶学習を効率化するために準備してきたといっても過言ではありません。
そう、今はもう「理解型の学習」をやっている時期ではないんです。
覚えて、
覚えて、
ひたすら覚える!
どんな手段を用いてでも、過去問レベルの「基本知識」が「反射的」かつ「正確」に出てくるように記憶していきましょう!
② 模試が過去問の焼き直しばかりで高得点を取ってしまい、かえって本試験が不安に思えたら?
受験生として、模擬試験の点数が良いことは、悪いよりもずっと精神的に安心材料になります。
とはいえ、基本的な知識が身についていることは確認できたものの、それでも感じてしまう「不安」。
それは、模試と本試験とは「まったく違う」ということを、自分自身でわかっているからこそ感じる不安です。
先ほど、「問題が違えば10点~20点変わる方はざらにいる」と書きました。これは、
「上に点数が変わる方もいれば、下に点数が変わる方もいる」
ということです。ああオソロシイ…。
今年の本試験も、模試とは比較にならないほど難しいと思います。
ですから、やはり模試の結果をどうこう考えるヒマなんてないんです。
点数が高かったなら、ひとまず「よし、ひとまず勉強の成果は出ているな」とプラスに捉え、
「この調子でどんどん勉強しよう」と気持ちを盛り上げて、不安を感じる間もないほど圧倒的な学習につなげていきましょう!
③ 前日眠れなくなってしまったら…?
本試験が近づいてくると、心配で夜も眠れない…という方がいらっしゃいます。
普段どおりの生活をしているつもりでいても、「その日」が近づいてくれば、否が応でも緊張するものです。
どんな問題が出るのかな…
苦手な分野が手付かずの状態だけれど、もしそこが出たらどうしよう…
合格点は何点くらいになるのだろうか…
色々な不安や心配で気持ちも落ち着かない方が多いと思います。
でも、それはあなただけではありません。みんな同じようにプレッシャーを感じています。
そんな中で「心配で夜も眠れない」というときは…
布団に入って横になり、ただ目をつぶって朝を迎えましょう。
これまでの長い受験指導の中で、「心配で夜も眠れなかった」という受験生の方には何人もお会いしたことがあります。
ですが、
「前日眠れなかったので、本試験の最中に寝てしまいました」という豪胆な方には、まだお会いしたことがありません。
だから、万一眠れなかったとしても大丈夫。
横になって目をつぶっていれば、本試験の2時間を戦えるくらいの頭の回転と体力は「十分」確保できます。
④ 周りの人が気になったら…??
受験会場に行きますと、「えっ、いったいどこにこんな数の受験生がいたんだろう?」というくらいたくさんの受験生がいます。
そうすると、なんとなく隣の人の見ているテキストや問題集、ノートが気になるものです。
(あ…、この人、私と同じテキスト使ってるけど、スゴイ使い古されてる。勉強いっぱいしたんだろうな…)
(この人の持っている問題集、私がやろうと思って結局やれなかったやつだ…)
(うーん、なんか隣の人、自信たっぷりな感じに見えるなぁ…)
こんな感じで色々なことを思います。
ですが、その人が合格しても、皆さんが合格する枠はまだ十二分にあります。
何より、
皆さんが戦う相手は「本試験問題」です。
周りの人ができそうに見えようが、テキストが使い古されていようが、自分がやってない問題集をやっていようが、そんなの関係ありません。
みんなまだ合格してないからそこにいるんですから。
他人を気にするヒマがあるなら、その分、持参した勉強道具を確認しましょう!
⑤ ノルマが終わらなかったら…??
「試験までにこれをやりたいと思ってたのに終わらなかった…」
「勉強したはずなのに、あれもこれも忘れてる…」
直前期に至っても、多くの受験生はこのようなという状況になっているはずです。
でも大丈夫。
やりたいことを全部やりきったと言える受験生なんてほとんどいません。
やれなかったことではなく、『やってきたこと』に目を向けてみましょう。
皆さんが勉強してきたツールを見て下さい。
テキストや動画講義で一生懸命インプットの勉強してきました。
過去問集等を使ってアウトプットの勉強もしてきました。
模擬試験を受けるなどして時間内で解答する訓練もしてきました。
初めて受験する方は、この勉強を始めるまでまったく知らなかった話をいっぱいわかるようになったはずです。
受験経験のある方は、去年は理解できていないことや去年は知らなかったことを、たくさん理解し、吸収して、わかるようなったはずです。
そう、皆さんはもう「一年前の自分」とは違います。
地道に一歩ずつ進んでいるうちに、はるかに高いところまで辿り着いてきたんです。
ここまで「やってきたこと」に目を向けて、ご自身の変化を感じつつ、本試験に立ち向かっていきましょう!!
今日のお話はここまで。それではまた!
2022年11月22日
平柳 将人
ここまで読んで下さった皆さん
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