東京入国管理局管轄での話ですが、最近、永住申請の審査期間が非常に長くなっています。

 2018年3月現在、早いものでも「7ヶ月」ほどかかっています。

(※追記:2018年6月現在、「8ヶ月」まで延びています)

 

 一応、入国管理局から発表されている永住申請の標準処理期間は「4ヶ月」です。3年前くらいまでは「6ヶ月」だったのですが、そのときよりも今は長いですね。そのうち標準処理期間もまた「6ヶ月」に戻るのではないでしょうか。

 

 長期化の原因の一つとしては、昨年4月、高度専門職80ポイント以上で1年、70ポイント以上で3年の日本滞在で永住申請できるようになったため、単純に申請数が増加しているのではないかと思います。

 

 そもそも昨年4月より以前に高度人材・高度専門職を70ポイント以上で取得していた人のうち、世界大学ランキング300位以内等の大学卒業者はさらに10ポイントが加算されるようになったため、当時、高度専門職で該当大学の卒業者は全員が80ポイント以上、つまり1年の滞在で永住取れるようになったわけです。

※高度専門職に該当する外国人は実際お会いしてみてもやはり優秀な方々であり、日本の経済の発展に大きく貢献してくれるのは間違いないところですので、永住取得するのは個人的には大歓迎です。 

 

 永住審査に7ヶ月以上かかるのは長過ぎると思いますので、もう少し、せめて6ヶ月以内に結果は出してほしいところです。

 


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