ベルガモット郵便
  • 04Aug
    • 蝉時雨(せみしぐれ)

        家の前の公園のセミの鳴き声もいまが盛り。何匹ものセミが一斉に鳴き立てると、まさに降るように聞こえてきます。  ことしは夏の訪れから自然に翻弄されることが多くありました。TVなどでは緊急の気象情報を知らせるために、悠長な表現では間に合わず直接的な言葉が飛び交っていました。    8.1週の作文指導の際、以前書いたことのある課題にあたった生徒さんが別の課題に目を通して、『わたしの好きな季節』 を選んで書くことになりました。とくに好きな冬のことを中心に書きますが、でもほかの季節も好きなところがいっぱいある! とのことで、三段落はそれぞれの季節について述べ、結びは四季について感じたことをまとめる、というお話になりました。  明日からは高校野球がはじまります。炎天下(えんてんか)での熱戦などといわれますが、これらの季節をあらわす大和言葉は季節の微妙な移ろいを五感で感じとって生まれたもの。  自然を目の前にしてあらためて人間の小ささを思い知らされる夏ですが、炎暑(えんしょ)のような夏であってもそれぞれの季節の中でうまく暮らしていけたらと思います。

      2
      テーマ:
  • 01Jul
    • 朝陽

       - 目をさましたとき窓の外には乳白色の霧がたれこめていたが、太陽が上るにつれて霧は風に流され、雑木林や山の稜線が少しずつ姿をあらわしてきた -            『ノルウェーの森』 村上春樹   子どもたちがお休みの日に、昨夜までの雨が止み部活や試合のために早朝に出かけるとき、見送りついでにポストまで郵便を投函に行くことがよくありました。 静かな雨上りの坂を登って帰る途中、六甲山にかかっていた霧が薄くなり、木々や山の輪郭がはっきりしてくる光景と、すがすがしい空気は早起きの身体に染み込むようでした。  梅雨の間にこの記事を書こう、と思っていたら関東は早くも梅雨明けだそうですね。ここ数日雷がゴロゴロなっていた関西も朝からよいお天気です。  例年梅雨明けを待って軒下につるすターフも、今日のうちにスタンバイ。ずっと外にいたら家の中が暗く感じるほどの朝陽でしたが、ギラギラとした夏の太陽とはまだちがう・・・ 心なしか太陽も梅雨明けをうかがっているような、遠慮がちなまぶしさです。

      4
      テーマ:
  • 16Jun
    • 物語

       先日の朝の番組のゲストに『魔女の宅急便』などの作者、角野栄子さんが出演されていました。  若いころから好奇心が旺盛で、二ヶ月もの長い船旅でブラジルを訪れ、下宿先の息子さんとの日々をもとに『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』を執筆されたそうです。サッカーの神様ペレの18歳のころのプレーも見たというから驚き.。 ブラジルへの船の上で、毎日水平線をながめて、「そのむこうに何かがかくれている」 と思うとつま先立ちになってしまうほどで、たいくつなんて一度もしなかったと笑っておられました。 そんな角野さんの想像力の源は、「五歳のときに亡くなった母からの贈り物」 とおっしゃいます。 お母さんはどこへ行っちゃったんだろう? むこうの世界があると思いたい、という気持ちと、また誰かいなくなってしまうかも・・・という不安感や怯え、さみしさを、いつもなにかを想像することで拭い去ろうとしていて、 たとえば‘家出物語’と称して、- 家を出た自分が街でやさしいおばさんに拾われて、“わたし、みなしごなんです” なんて言ったら、おいしいカステラなんか食べさせてもらって、と想像することで、自分のことをまんざら泣き虫ではない、と思えてきた -  というお話は、聞いていてとても切なくなりましたが、だからこそ角野さんの「物語って、人を元気にする力がある」 「悲しみもその人に力を与えてくれる」 という言葉には強い説得力がありました。  その他、『魔女の宅急便』にまつわるお話では、「誰にでもひとつ魔法がある」 など、心に響く言葉がたくさんあり、原作の『魔女の宅急便』もゆっくり読み返してみようと思いました。

      テーマ:
  • 02Jun
    • 週末

       梅雨入り前の週末、貴重な晴れ間になるということで朝からシーツを洗ったり洗濯機がフル稼働しています。以前、洗濯機の調子が急に悪くなり、‘脱水ができない’状態に陥ったことがありました。調子が悪いなら水をためる前に止まってほしかった・・・ とうらめしくなりましたが、洗濯機がない時代のお洗濯はほんとうに大変だったと思います。 水や雨から連想される‘溜まる’という言葉、辞書で調べると「物・人・事がはいってくるだけで出て行かず、または、出るより、入る方が多くてそこに集まる」とありました。 あるところにとどまることで、持ちこたえるという強さに転換もでき、‘一溜まりもない’となると「わずかの間も持ちこたえられない」、ひとたまりもなく負けた、というふうに使われます。‘お金がたまる’のはうれしいことです。 とはいえ、用事がたまる・疲れがたまる、となると澱みのようなものになりかねず、たまらないうちに洗い流したいもの。外は蒸し暑そうで億劫だけど花壇のアイビーがぐんぐん伸び放題なので、今日は帽子かぶって刈ってきます。 

      2
      テーマ:
  • 16May
    • 風薫る

       風薫る五月。昨日は真夏日のように気温が上がりましたが、明日からは雨だとか・・・ それでも五月の風は心地よく、中3の生徒さんは来週から修学旅行に行かれるそうです。良い思い出ができますように。 五月の連休は武田尾温泉に行きました。武田尾といえば廃線跡のハイキングが有名ですが、JR武田尾駅自体がトンネルの中にあり独特な雰囲気。ややカーブしたトンネルの向こうから列車のライトが見え始め駅を通過していくようすは、大人でもわくわくするような光景でした。  今回は温泉とお食事がメインで、紅葉館別邸あざれにうかがいました。 宿泊のお客様が来られる前の時間は日帰りでも温泉に入れるので、お昼前からゆっくり温泉に入り、お昼をいただいて帰りました。  せっかくなのでお風呂の前に廃線跡のトンネルを歩いてみました。時間が限られていたので短いトンネルを二つだけ抜けたのですが、入り口から向こうの景色は明るく見通せるのに、トンネルの中は真っ暗でライトがなければ足元も見えにくい。たどり着きたい場所は見えていても、一歩一歩は手探りなようすが日々の営みのように感じました。  新緑が鮮やかで空気も澄んでいて肌寒いくらいの日でしたが、秋はこの緑が真っ赤になると思うとぜひ見てみたい。武庫川の上流に位置して足湯もあるみたいです。今回は下見ということで、紅葉シーズンにこんどはハイキングコースをゆっくり歩いて、のんびり温泉につかってこようと思います。

      2
      テーマ:
  • 04May
    • 自信

         連休中にゆっくり読もうと思って買っておいた本のひとつ。 60ページ近くの大特集には、日本を代表する企業のトップとの対談や、オリックス時代のユニフォームを着た田口壮選手との写真など・・・Numberさん、よくぞ作ってくれました!! - 人の何倍もの努力なんて、できっこないんです。ただ、自分の限界を少しだけ超えることを重ねてきたんです。 (中略) 自分なりの歩みを進めていくということを、ただただ重ねてきた。 そうやって歳を積み重ねてきただけの自信があったから、心が折れようとも泰然としていられた。- (Number951) ある別の作家さんも、‘続けてきたことしか信じられない’ と書かれていました。  自信とは、続けて、続けてきたことの中にしか生まれないものなのかもしれない。

      2
      テーマ:
  • 30Apr
    • 京都高瀬川界隈

        4月さいごの土曜日は、別件で近くまで行く用事があり足をのばして京都へ。時間があまりなかったので四条河原町周辺を少し散策してきました。 ずっと行ってみたいと思っていた『フランソア喫茶室』。おでかけ大好きなくせに方向音痴(平気で反対路線のホームに駆け降りるぐらい)、前の晩にアクセスをチェックしたものの、「八坂神社にいちばん近い東の出口」と書かれていても、どこだろう? とさっぱりイメージがわかない。 到着間近になっても、何番出口って書いてくれたらいいのに・・・と思っていたところ、‘つぎは終点河原町♪’ のアナウンスを聞いたとたんパッと地上の風景が浮かんで、あー!あの出口ね! 子どものころから初詣は八坂神社で、“帰りに”必ず下りるあの出口だとやっと気づきました。ちょっとしたおでかけも、私にとっては旅です。 「高瀬川沿い」にあるというこのお店も、え?ここだったの? というほど何度か通ったことのある場所にありました。      ココマデ、文章もやたら長くてスイマセン。実際は阪急四条河原町駅から3分ほどで着きます。 喫茶室、という名のとおりレトロな雰囲気、ユーモレスクのようななつかしいクラシックが流れ、のんびりひと息ついていたら周りからの会話が耳に入ってきます。 背後の席の初老の男性どうしの会話は、「ちょっと哲学的になるけどなあー」と言った前置き、お隣の女の子どうしは人間関係についてのトークで、「うーん、友達っていう定義がまだよくわからないけど・・・」 こういう喫茶室に居ると、会話も違ってくるのでしょうか?  四条河原町といえば京都でもかなりのにぎわいを見せる街ですが、ひと筋入るとこんな風景があり、何度訪れても京都の街の在り方に感心させられます。( 『夜は短し恋せよ乙女』 で、主人公が追いはぎのようなめに遭った界隈ですね。) 木屋町通りの狭い路地を抜けて、大通りにある旧い建物へ。テキスタイルが人気なデザイナーさんのお店や、日々新しいことを発信するサイトのポップアップストアが入っていて、これまた新旧がうまくマッチしています。 頑固なまでに伝統を守る強さと、新しいものを受け入れる柔軟さには学ぶべきことがたくさんあり、その日の『ブラタモリ』 も京都特集で、タモリさんも‘京都は奥が深い’とうなっておられました。 滞在時間わずか2時間ほどでしたが、もっぱら自分の趣味で訪れる京都もおもしろい。行ってよかった、方向音痴にめげずにまた行こう、と思いました。

      3
      テーマ:
  • 20Apr
    • 春の陽気

       毎日のように車でそばを通る、子どもたちが通った幼稚園に、大きな鯉のぼりが泳ぎ始めました。  新学期、園庭の遅咲きの桜の前で新しいクラス写真が撮影され、次の週明けごろに年長さんみんなで鯉のぼりをあげる・・・子どもたちが卒園して何年にもなりますが、毎年同じ時期に立派な鯉のぼりが泳ぐのを見ると、どういうわけかほっとします。 今朝は、ウグイスが今年初めてまともにホーホケキョと鳴くのを聞きました。例年はゴールデンウィークの頃、家族が出はらって一人家にいるときに耳にしていたような。今年のウグイスが鳴くのが上手なのか? そういえば公園通りのツツジもどんどん咲き始め、ウグイスも花も陽気にそわそわしているのでしょうか。鶯逢春暖歌声滑(うぐいすはしゅんだんにおうてかせいなめらかに)人遇時平笑瞼開(ひとはじへいにおうてしょうけんひらく)   - あたたかくなるにつれて、鶯の声も良くなってきた。     人はおだやかな時は笑顔が自然とこぼれる- みなさま良い週末をおすごしください。

      1
      テーマ:
  • 11Apr
    • 2018年春

       言葉の森 4.1週の作文が続々届きはじめました。 大そうじをしたこと、先生とのお別れ、今年の目標など、新しい季節を感じさせる作文ばかり。高校受験を終えて数カ月ぶりに再会した生徒さんもいました。 高1初回の課題は『疑問を持つことの大切さ』知識が「ものごとについて知ること」なら、知性は「考える力。わきまえる働き。」高校生活でも多くの体験をかさねて、知性を磨いてくださいね。  今年のお花見は、『小石川後楽園』にて。枝垂れ桜の枝の中に入って見上げると、朝の光がピンクの花に透けてとてもきれいでした。 朝早くの公園は人も少なく、清清しい。 午後の新幹線で帰神するまでは、『国立西洋美術館』ですごしました。世界文化遺産でもあるル・コルビュジエの建築、企画展も開催されていましたが、初めて来館したので常設展をじっくり観ることにしました。  前庭の彫刻や数多くの所蔵作品はもちろん、ピロティー建築の外観、円柱とコンクリート打ち放しの内装も観賞できる素晴らしい美術館で、機会があればぜひ再訪したいです。 ずいぶん浮かれてしまって、ふだんはあまり買わない図録も手に入れてしまいました。(重かった・・・) こんど来館する際はどの絵が飾られているかな。またひとつ楽しみができました。

      2
      テーマ:
  • 07Apr
    • 三菱一号館美術館

       言葉の森も新学期がはじまりました。 4.1週の電話指導では、入学式のお話や、週明けに始業式をひかえクラスがえの発表があるなど、それぞれ元気な春をむかえるようすが聞けました。 すっかり新学期モードですが、春休みのおでかけの記録がまだだった・・・ 一日一日ほんとうに過ぎるのが早くて、たかが記録とはいえ、さぼっているともうすぐに鯉のぼりが泳いでいそうです。 3月末には東京へ、午後の待ち合わせまで、丸の内「三菱一号館美術館」 に行きました。『ルドン-秘密の花園-』は、画家オディロン・ルドンの作品から、とくに花や植物を描いた作品を中心にした展示で、 なかでも美術愛好家の男爵が、ルドンに注文した城館の食堂の装飾画が豪華ながら、可憐な植物や淡い色彩が、生活の空間に溶け込んだ芸術になっているところが印象的でした。  東京へ行く前におみやげを調べていて、とあるブログで紹介されていた「アトリエうかい」のクッキーの詰め合わせを見つけました。 品川駅構内の店舗にお店があることがわかり、新幹線を途中下車して自宅と娘用に2つ購入。 見た目も可愛らしく、もちろん美味しくて、こんど行ったときもおみやげにすることに決めました♪ 

      2
      テーマ:
  • 02Apr
    • 春爛漫

        春休みはひさしぶりに淡路島へドライブ。神戸からは明石海峡大橋を渡って行きますが、何度訪れてもこの橋を目の前にするとワクワクします。 淡路ICからほど近い「あわじ花さじき」。 丘陵一面の菜の花が見ごろ、菜の花の遠くむこうに海が見えます。 写真や映像で見かけるたびに、一度この目で見たかった菜の花の大群。 空の青と、菜の花の黄色のコントラストが美しい。 海にも空にもなじむすばらしい光景です。  午後は、『淡路夢舞台』へ足をのばしました。『淡路夢舞台』 はもとは緑の山、関西国際空港などの建設に伴う土砂採掘工事により、敷地は山ごと土も緑も失くなりました。山の破壊は海への土砂流出をまねき、一か所の山の森の破壊が周辺の海まで含む大きな生態系のバランスを狂わせてしまいます。 一時はゴルフ場リゾート計画が持ち上がった敷地に、人間が荒廃させてしまった自然を、人間の手で回復していこうという計画が始まり、『淡路夢舞台』の施設工事に先行して荒れた岩肌に再度土を入れ苗木から植えつける作業をし、植物をより自然に近い状態で土地に根付かせました。  「百段苑」とよばれる、山の斜面を利用した100個の花壇には、四季折々の花が咲きます。  言葉の森の課題にもたくさんの植物の名前がつけられていますが、小1の課題のエニシダも植えられていました。施設内の樹種の選定も、将来できるだけもとの里山に近づくように計画されているそうです。 海と空になじむ菜の花の光景は、自然どうしが生み出す絶景でした。現代、これ以上の自然破壊はのぞましいことではありませんが、海と空にはさまれた夢舞台の光景は、人間が自然に働きかけて手を尽くせば、人間が創り出したものもこのように自然になじむ姿となることを伝えているのではないかと思いました。

      2
      テーマ:
  • 31Mar
    • ブルームーン

        今晩の満月はことし2回目のブルームーン。 ブルームーンとは1ヵ月に2回ある満月のことです。私はうちの窓からながめるだけですが、夜にお花見に出かけておられる方は、桜と満月なんてステキでしょうね。 3月も今日で終わり。年度末でもありますが、以前にも書いたとおり手帳が4月はじまりなもので、ここ数日は備忘録を補足したり、、自分から自分への一人引き継ぎ。すっきりしました。 花壇に咲いたヒヤシンスとムスカリのブルーがとてもきれい。アロマの雑誌の表紙で、ひとつひとつ形のちがうガラスの花瓶に、いろんなお花を1輪ずつ生けた写真があり、いつかこんな飾り方もしてみたいと思いました。花瓶もすこしずつ集めようかな。 雌猫のリアンは窓辺のアイロン台の上がお気に入り。寝起き顔だけど、あんたにしては眼が開いている写真が撮れたのでアップしておきましょう。   満月には浄化作用もあるのだとか。もう一度窓をあけて、月の光を浴びて寝ることにします。おやすみなさい。 

      2
      テーマ:
  • 17Mar
    • オリジナルの袱紗入れ

       週明け月曜日はカルトナージュの1DayLessonに出かけ、袱紗入れを製作しました。 「ハンドメイドサロン Salon de etoffe」 「和と洋のエレガントなマリアージュLesson」  事前に好みの布地を選ばせていただき、あらかじめサイズに合わせて布もカットしていただいていたので当日はおもに布をケント紙に貼り合わせる作業でした。  裏地もお気に入りの柄で開けてもきれいです。 この横長サイズ、お寺などを拝観した際にいただくチケットやパンフレットを入れるのにもぴったり。私の御朱印帳の表紙と似た色なのでこれからはセットで持ち歩くつもりです。  マチもついていて、実家におまいりに行く際はお数珠も入りそう。バッグの中でもしっかり自立してすっきりと見えます。  ごいっしょさせていただいた参加者の方もそれぞれ好みの布地で製作されましたが、同じ柄で作った方でもリボンのあしらいで雰囲気が変わり、私と同じボルドーとマカロンの布地のセットを表地と裏地を反対に使われた方もおられて、できあがりは十人十色。 自分でカスタマイズできた袱紗入れ、大満足です。

      1
      テーマ:
  • 10Mar
    • 春を見つけたこと

       三寒四温の言葉どおり、今週は春の嵐というような風の強い日もありましたが、週末はよいお天気です。 1月末から家族がインフルエンザにかかり(息子→主人 と2週連続)バタバタしていたことと、気温の低い日が続いたせいで、寒さに気をとられて春の訪れに気づくのが遅くなった気がします。 2月の中旬のその日も寒い日だったけれど、陽射しはやわらかく、もしかしたら数日前からこんなだったかな? と遅れを取ったことが少し悔しくなりました。 猫や植物はもちろん春に早くから気づき、外ではたどたどしい鶯の初鳴きも聞けました。  『春を見つけたこと』の課題では、新一年生をむかえるために植えたチューリップの球根の芽が伸びてきた、桜の枝に小さなつぼみを見つけた、などのお話が聞けました。  いろんな春がありましたが、何度めぐってきても春は大好きな季節です。  

      2
      テーマ:
  • 03Mar
    • 桃の節句

       3月3日桃の節句。 昨日電話指導でお話しした男の子の生徒さんも、明日はちらしずしをお母さんが作ってくれると言ってました。  以前、言葉の森の講師のきあ先生がブログで、大人になってからもご実家のお母様がひなまつりの日にお菓子を送ってくださる、と書いておられました。(ずいぶん前なので、記憶がちがっていたらすいません。)  そのときは、まさか自分の娘が進学で家を出るとは思っていなかったのですが、ここ数年は娘不在のひなまつり。 それでも、いや、不在だからこそかな、2月の立春が過ぎたら簡単ではあるけれどお雛様を飾り、いそいそと桃の花を生けて楽しんでいます。 先日は私もお母様を見習って、レターパックでひなあられと本を送りました。  今週の朝日歌壇に掲載されていた投稿者の歌に、<食べてるか眠れるかごみ出してるか無理して笑っているんじゃないか> と、ひとり暮らしのお子様を思う母親の心情を綴ったものがありました 。(「朝日歌壇」 2月26日朝日新聞朝刊より) 3月は、進学・就職など希望いっぱいの旅立ちの季節でもありますね。

      2
      テーマ:
  • 25Feb
    • 聞いた話

       先月末になりますが、『子育てに活かすママのためのマナーレッスン』に参加させていただきました。 マナーといっても特別なことではなく、「日常生活で、毎日の暮らしの中で、当たり前にしておくこと、身につけておくこと」  という案内に興味を持ち、うちの子どもたちはもう大きいのですが、ふだんの作文指導で生徒さんにお話しできることがあればと思い学んでまいりました。 ★ 詳細は【ママのための‘子育てに活かすマナーレッスン’】@マナースクールL’embellir(ランベリー) )(次回は4月開催予定) レッスンではまだ握力のないお子様の箸使いの教え方もありました。そのお話の延長でお食事のマナーについてもうかがいましたが、冒頭にも書いたとおり‘毎日の暮らしの中であたりまえにしておくこと’ が親の役割。 娘が家を出て、育ち盛りの息子の食事というとがっつりと量重視。もともと野菜も苦手でおひたしを小鉢に盛って出しても手をつけず・・・ なんてことも続き、だんだんとワンプレートやドドーンと丼みたいな食事になり、箸置きもいつのまにかバラバラになっていたのですが、かわいいセットを見つけてブルーを息子用にしました。 レッスン当日は講師の高田さんをはじめ、男子ママがそろっていたのですが、自分が座っていたイスをすっと元に戻す、なにか資料をわたすときも指をそろえてていねいに渡す、といったなにげないマナーって、男の子だからこそたとえば教室でそんなスマートなしぐさを見たらキュンとしちゃうよねーと盛り上がりました(笑) 娘には口やかましく言ってきたことでも、男の子だからと見過ごしてきたことを反省。子育ても終盤と思っていましたが、進学・就職と子どもの成長に応じて伝えたい内容も変化します。  言葉の森の項目でいうと★聞いた話 (お父さんやお母さんに聞いた話) になりますが、伝える私の方のアップデートは常に必要だと感じた講座でした。

      2
      テーマ:
  • 22Feb
    • ねこの日

        2月22日は「ねこの日」 とはいえ、うちの猫たちはなにももらう予定はありません。猫たちはやはり寒いのが苦手、一匹が先にこたつに入ってしまうと、もう一匹は居場所をなくすのかそわそわ。 エアコンの下やガスファンヒーターの上(あまりあたたかくはないはず)など、あたたかい場所をさがして落ち着きません。やがてはこたつの中の対角線上に丸まってウトウトし始める毎日ですが、最初から二匹いっしょにこたつに入ることが覚えられない・・・ そんな猫たちも今年で9歳になりました。 雄のリオ(リオネル)は身体も大きくて、顔も男の子らしいのですが甘えん坊で、毎日抱っこをせがんできます。猫は気ままと言いますが、リオは家族のようすがいつもとちがうと近寄ってきたり、心配そうに顔をのぞきこんだり、背中にファスナーがあって中に人がいるんじゃないかと思うようなふるまいをします。 雌のリアンは、実はお顔も可愛くてブリーダーさんがコンクールに出すべく手元に残そうかと思ったほどなのですが、写真写りが悪い、それがわかっているのか写真を撮らせない(笑) じっとしていれば可愛いのですが猫らしくわがまま放題で、たまにゴロゴロ言って甘えても目を細めたときのあまりの不細工に言葉を失います。 リオのあどけない性格や、いつまでも仔猫のように小柄なリアンなので、まだまだ子どもの猫のように思ってしまいますが、9歳となると立派な大人。人間でいうと私よりも年上かもしれない。 この子たちの記録も折にふれて残していきたいです。

      3
      テーマ:
  • 19Feb
    • もう一度

       ずいぶんごぶさたをしてしまいました。 見聞きしたこと、気になったことを、つれづれに、気ままに書いてきたブログですが、この半年近くの間にも見聞きしたことも、気になったこともそれなりにあったのに、なかなかUPできず・・・(とくに理由もないのですが。) 先月末ぐらいでしょうか、昨年から4月はじまりにした手帳をパラパラと見返してみたら、それなりに記録はあるもののいまいち記憶がもどってこない。 写真はスマホに保存したものもあるし、記憶をたどることもできるけれど、積もっていくものも感じられずここにもどってきました。  週末に友人から届いたバスタブレット。日曜の夕方早い時間に入浴の準備をして楽しませてもらいました。まだ明るい浴室の中に、湯船の中でぴちぴちとタブレットの溶ける音がして、しゅわしゅわとシャンパンの香りが漂う・・・幸せです。 新しい手帳を準備しながら、どんな些細なことも身の回りに起きることが自分を作っていくのだと思うと、今日のできごとも、見たこと、聴いたこと、話したこと、教えてもらったこと、好きだなと思ったことを、もう一度書き留めていきたいと思いました。  読んで下さる方になにが届くのかはわかりませんが、なにかのご縁で読んでいただいた皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

      4
      テーマ:
  • 18Sep
    • ちくちく

       あれはいつだったか、たぶん6月の終わりごろ。クローゼットを整理していて見つけた箱の中に、やりかけてずっとストップしていた刺繍セットを発見。 6種類のキットがあるにもかかわらず、ひとつめのバッグで挫折して、他のキットは封も開けずにそのままになっていました。(たぶん1年くらい・・・) やりかけのバッグにはどうにも手が伸びず、心機一転、小さなポーチを作り始めたところのめりこみまして・・・ちくちく、ちくちく5つ目のキットができあがりました。 「こぎん刺し」という、青森県津軽地方の伝統的な刺繍で、模様は数百種類もあるそうです。キットなので初心者にもわかりやすいようにアレンジされていますが、猫の目や石畳といった生活に身近なものがモチーフになっているのだとか。 一針一針の単純な作業によって目の前のことに集中できて、だんだんと模様が浮かび上がってくるのが楽しい。おかげで肩も凝りますが、刺繍をしたいがためにジムに行き、ストレッチにもはげむ、という静と動のストレス解消になっています。 こぎん刺しは、木綿の着物の着用を許されていなかった農民が、麻布の着物の補強や保温のために用いられていたものですが、 昭和初期に柳宗悦(やなぎむねよし)らの民藝運動によって再評価されたそうです。 伝統工芸にはほど遠くても、趣味として日本の伝統に触れられるのもうれしいです。 

      3
      テーマ:
  • 06Sep
    • アスファルトの花

       「言葉の森」9.1週は、【実力テスト】週間。ひらりクラスは今日までに全員受講、早々と進級を決めた生徒さんもいます。 体育大会の練習疲れのなか受講してくれた生徒さんもいました。練習の成果が結果として見えることもうれしいと思いますが、本番までの応援の練習に費やした時間も、きっと心の中に積もっていくことでしょう。 8月後半に庭の剪定をした際に、暑さでくたびれてしまった花壇のお花もすべて刈り取ってもらいました。秋の植え替えはまだ先、ちょっとさみしい花壇をながめていたら、足元のアスファルトの隙間に小さなお花が咲いているのを見つけました。 花壇には、どこからか飛んできた種がよく花を咲かせるのですが、こんな少しの土から雨水を吸って咲いたなんて、なんともけなげでたくましい。 お盆明けは、ちょっとしんどくて運転できない、と言う夏風邪の主人を車で内科へ連れて行き注射を打ってもらい、先週初めはすこし前からお腹の発疹が気になっていたオス猫をゲージに入れて動物病院へ運び、診察台で暴れる猫を仕方がないから私が抱っこしたまま注射してもらいました。 夏休み最後には、試合で膝を傷めた息子が、腫れた膝に針を打って血を抜いてもらい、「うち、大丈夫かしら?」と思ったりしたけれど、小さいながらもしっかり茎をのばして咲いた花を見て、「あ、大丈夫だわ」と思えました。 メスは全員元気なんですけどね(笑) できるだけ長く咲いていてほしいので、アスファルトにも水をまいています。

      4
      テーマ:

プロフィール

ひらり

性別:
女性
自己紹介:
作文教室 「言葉の森」 講師 AEAJ認定アロマテラピーインストラクター AEAJ認定アロマブレンド...

続きを見る >

読者になる

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス