公会堂の解体中止と再使用を求める住民投票請求を否決 | 平野剛 オフィシャルブログ

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長崎市議会議員 政務調査活動 平野剛


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昨日の環境経済委員会にて、10人の議員において賛成0で否決されました。
私も所管の委員でしたので、住民投票に反対した次第です。

注目の高い大きな問題でもありましたので、以下に意見と経緯を記しご報告致します。

元々個人的な考えはあったものの、公会堂をどうするかという件は置いといて、住民投票をすべきかどうかという点に注視した時に、手続きに基づき住民に与えられている権利として、実はつい数日前まで賛成しようと思っていました。
公会堂の在り方は、その結果を受けて、どう判断するか決めればいいと。

ところが請求が正式にあがって、その要旨を見たところ、細かく4つの点について記述されていました。
要約すると以下です。
①公会堂は大規模改修により残すべき。
②せめて新しい施設ができるまで使用させて欲しい。
③市役所は現在地に新築。
④または市役所は県庁跡地に再挑戦するのも一法。

住民投票はシンプルに1つのテーマにおいて、市民にわかりやすく提示し、賛成か反対かを問うべきものと思います。
4点もの趣旨を掲げ実施しても、何に対して賛成なのか反対なのかの民意をくみ取る事は困難です。

その点において、一昨日より、直接請求者の代表の方々にお越し頂き、その辺のところの確たる要旨をお聞きしました。
その内容は、
建築的かつ文化的価値、そして建築的された背景から解体せず残すべき。
文化団体等に不便が生じている現状に対し、せめて新しい施設が出来るまでの間使わせて欲しい。
という内容で、理解はするものの、公会堂を一時的に残すべきとの主張であるのか、未来永劫残すべきかという点は分かれていました。

市役所の建設場所については、特に質疑は行われませんでしたが、請求には市役所の必要面積の算定や整備スケジュールも見直すべきとの記述があります。

4つの点を要旨に挙げ、果たして、
何に対しての賛否を伺う住民投票となるのか?
仮に実施して、どこに民意があるのか?
図ることができない懸念があります。

又、この署名そのものも、署名した方々がどの部分に賛同したのか不明確な点も引っ掛かりました。

約17000人もの署名の思いと重みは理解致しますし、真摯に受け止め、賛成しようとも思っていました。
しかし、住民投票はシンプルに一点のテーマにおいて、イエスかノーかを問うべきものと思います。

残念ながら今回の請求は住民投票には『なじまない』との結論に達しました。

市当局には、
不便を生じさせている市民の文化活動の停滞の解消に最大限の努力と、
代替施設の建設場所とその在り方を早急に示す事を、
市の責務を果たす事を条件に住民投票に反対した次第です。

また議決前の最終段階において、
議会にて要旨を一点になるよう修正し、住民投票を何とか実施できないか?
とも検討しましたが、それをやると署名した方々の一部を切り捨てる事になるとの事で、残念ながらこれも困難という結論に達しました。

色々とご指摘頂いた事は、真摯に受け止め、出来る事は最大限尽力して参ります。

また、ご批判においても真摯に耳を傾けながら頂戴し、今後に活かしていければと思います。
簡単ではありますが、大きな問題でもありましたので、私の考え、至った経緯をご報告させて頂きました。

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