大阪のとある自治体で、全国初めて生活保護受給者の世代間継承の実態を調査したところ、生活保護受給者の四人に一人は、育った環境も生活保護世帯だった事がわかりました。
25%。
驚く割合です。
このうち最も2世代続けて保護を受ける率が高かったのが、母子世帯。
40.6%とあまりの率です。
本人の努力次第と言われる方もいるかと思いますが、勉強部屋があるなんてあり得なく、小さな部屋の小さな食卓の上での勉強しかできてない事でしょう。
また、その環境、親の意識も大きく関係している事でしょう。
親の収入と学力の関係も明らかになっているご時世です。
その子供には何の罪もありません。
と考えるところであります。
この負の連鎖=貧困の再生産になんとか手が打てないものか、これができれば、地域の底辺の底上げ(=地域活性化)もできるし、長崎で生活できてよかったと思われる街になるであろうと、勉強してる最中、それを全国でモデルケースとして取り組んでいる埼玉県に行き着きました。
という訳で本日、埼玉県庁福祉部へと、その取り組みについてお聞きしてきました。
長崎市においても、その点にスポットを当て、是非取り組んで欲しいとの思いから今月の一般質問にて提言します。
負の連鎖を断ち切る事は、『コスト』ではなく、『未来への投資』です。
いい提言ができる様、帰ってからまとめたいと思います。
埼玉県福祉部福祉課の皆さん、本日は私一人の為にお時間頂き本当にありがとうございました。
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