【長男】ビジョントレーニング WAVES 解析編 | ゆるりとなゆるりとな。

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2015年5月 ギランバレー症候群の疑いで入院加療
入院により分かった長男の自閉症スペクトラムと次男のADHD
ごくたまに気が向いた時に趣くままつづっています。

おはようございます(*´∀`*)

 

 

ようやっと長男のWAVES 解析編をやっていきますよ~

 

 

まずは次男のWAVES 解析編はこちら

【次男】ビジョントレーニング WAVES 解析編①

【次男】ビジョントレーニング WAVES 解析編②

 

 

 

視覚認知能力を検査するためのキット

 

見る力を育てるビジョンアセスメントにて検査を行いました。

 

 

 

この検査は見る力を測定するものです。

 

 

高かったですねぇほんと、、でも面白いことがわかりましたよ。

 

 

長男は次男にこの検査をした数日後に私が行いました。

 

 

私は一応、心理学は大学でかじって、児童精神は大学の教職課程で勉強しました。

民間資格のメンタルヘルスなんちゃらっていう資格は持ってます。

会社のメンタルヘルスを扱う資格なんですがあんまり活用してないですね滝汗

 

ですのでほぼ素人です。

 

 

さて、次男が検査をしたのは10月10日前後なので

長男は10月15日前後におこないました。

 

12月に受けたWISCⅣよりも前です。【長男】おっどろきの発達検査結果

 

 

結果は

 

 

 

 

 

さて、結果は

一番凹んでいるのは目と手の協応(正確性)でした。

 

ここは次男と同じ!!

 

 

しかし異なるのは視覚知・目と手 総合が突出しているのです!!

 

ここが大きく次男と異なります。

 

 

 

 

これはどういうことかを紐解いていきましょう。

 

 

下位検査結果です。

 

 

検査の詳しい内容は一度次男の時に書いていますので

そちらを参考にしていただければ幸いです。

 

【次男】ビジョントレーニング WAVES 解析編①

【次男】ビジョントレーニング WAVES 解析編②

 

 

長男の場合は線なぞり比率が大きく凹んでいます。

 

線なぞり合格は線を正しく書けた点数の合計です。

 

線なぞり比率は書き終わりまでの総合計点数における

合格点数の割合になります。

 

 

線なぞり比率が低いというのは、書いた総合点は高いけれども、

枠の中に正しく書けていないということになります。

 

 

まっすぐ書くスピードには問題がないけれども、

ゆがみやすいということですね。

 

 

しかし、形なぞり比率は高値なため、不器用さはないと考えられます。

 

 

ということはですよ。

 

 

横縦の目の動きに問題があるのではないかと考えられます。

 

 

ずっと目で追い続てることが若干苦手。

 

 

 

これは下位検査全般に見受けられることですが、

横の目の動きの検査では平均の下です。

 

しかし、形みきわめや形おぼえでは平均なので

視覚的ワーキングメモリで補填すれば問題がないともいえます。

 

 

これはWISCⅣの処理速度の下位検査とも連動しているのですが、

符号よりも記号さがしが高値であることからも、

視覚的ワーキングメモリで処理速度を補填していると言えます。

 

符号は単純作業

記号探しは視覚的ワーキングメモリを検査しますので

 

 

やはり、目の動きが若干弱いことで符号は凹み、

記号探しはWAVESの形みきわめや形おぼえが高値であり、

視覚的ワーキングメモリに問題がないことから、

符号よりもやや高値になるということです。

 

 

 

 

WISCⅣの処理速度が凹んでいる場合は

 

WAVESにて追加検査を行うと、どこに問題が潜んでいるのかが

よくわかります。

 

 

処理速度が凹んでいる場合は

 

視覚と運動協応の問題なのか、

眼球の動きの問題なのか、

はてまた視覚的ワーキングメモリが弱いからなのか

 

見極めることで支援対策を取りやすくなります。

 

 

 

次男のWAVESの結果からは

目と手の協応にはさほど困難さは出ませんでしたが、

下位検査の横に作業を行う検査すべてと

形みきわめがかなり凹んでいることから

 

 

細かいところまで見えていない、

眼球運動が鈍い、

正確性が低い

 

ということが板書が困難という原因になっていることがわかりました。

 

その為、次男のWISCⅣの結果も

って!!!!

 

びっくりした(;´Д`)

検査結果の記事を探していたら詳細を書いていませんでした(;´∀`)

 

またちゃんと書かないと(;´Д`)

 

この時の下位検査結果は

処理速度 76

 

符号 3

記号探し 8

 

でした。

 

長男と同じく符号<記号探し

眼球運動に難あり、視覚的ワーキングメモリはWAVESで平均でしたので大丈夫

ということが言えます。

 

 

 

視覚発達支援ドリルなんてものもあります。

 

 

なぜ、処理速度が遅いのか、

どうして板書が苦手なのか、

 

かならず理由があります。

 

 

そして、わかることで支援につなげることができます。

 

初期投資としてはええ値段ですが、

それ以上の価値があります♪