僕は子供の時は船のエサ釣りでキス、アジ、マダイなど多彩な船釣りをしてましたが、中学生の時にチャレンジしてみた神子元沖でのワラサ釣りで酷い船酔いになってしまい超辛くてトラウマになってしまいました
それからは船だけでなく色々な乗り物に弱くなり、船釣りは絶対やらないと決めて20年が経ちました
そして今回挑戦しようと思ったのが、いつも伊豆近辺の釣りの時に御世話になっている平山さんが船を持っていて、酔っても仲間内のみなので気軽だから挑戦してみなよと声を掛けて頂き、悩みましたが最近渡船でも全く酔わなくなってきていたので挑戦しようと決めました
そして仕事が終わってから釣り仲間の落合さん、小町君を乗せて深夜に現地に向かいました
現地に着いたのは午前4時頃で寝ないと酔うよと言われてましたが寝る間もなく出航時間が迫ってきたのでタックルの準備をして船に乗り込み出航
出航の1時間前にアネロンを1錠飲んでましたが、平山さんに寝てないなら酔うぞぉ~って言われてビビリ…更に乗る直前にもう1錠飲んでみました
出航前から出航後も酔うんじゃないかと内心はドキドキでした
絶対に酔うと思っていたので仲間達には絶対に酔いますからって言って迷惑を掛けない様に先端部分を広めに使わせて頂き、酔っても適当に横になったり、先端から顔を出して吐いてますから気にせずに釣りをしていて下さいねと言っておきました
そしてポイントに到着して釣り開始
今回はアングラー兼カメラマンの落合さんがたくさんの写真を撮ってくれていたので写真を多めに使わせて頂きました
船のエンジンを止めて流れに流されながらの釣りなんですが、場所によっては結構な流れがあり、船はグラグラと揺れました
僕は渡船で利用して酔った時も走っている時は大丈夫なんですが、止まって揺れが色々な方向からミックスされると直ぐに気持ちが悪くなってしまうのでヤバいんじゃないかなぁ~って思いながら仕掛けを投入
そして最初のヒットは小町君でした
フラッシュJフラットで本命のアカハタを釣り上げてました
そして次にヒットしたのは僕でした
普段の釣りと違って最初だけ抵抗はあったが後は凄く楽な感じで釣れちゃいました
フラッシュJクローで本命のアカハタをゲット~
そして船を出してくれた平山さんにもヒット
平山さん兄弟は釣りまくり、今回1番の大物である50cm近いアカハタも釣ってました
そして落合さんも本命を釣り上げてました
後は、こんな感じにワイワイと楽しい感じの釣りになりました
少し釣りをしていても酔う気配がない
釣り方はテキサスリグで船を止めて流されながらの釣りですが、ポイントにより流れがあり、シンカーも35g~最高はシンカーを2つ付けて80g近くにしたりとリグの組み直しも多く、根回りをチョンチョンとやる釣りなので根掛かりも多くて時にはラインブレイクをあり、ノットの組み直しをしたりも何度かしました
小町君が変わりにノットは組んでくれると言ってましたが、ノット組をしようが、リグの組み直しをしようが酔う気配がない
平山さんには立ってバランスを取りなが釣りをした方が酔わないと言われたので最初は立ってましたが、途中から先端部分であぐらを組んだりして釣りをしていても全く大丈夫
御飯もバッチリ食べれて、船酔いの心配は全くなく仲間達とワイワイと楽しめました
仲間達に酔う酔うと言って心配を掛けたり、色々と優先的にやらせて貰ったり、先端部分を広めに使わせて貰ったりしたのに全く酔わなかったので酔う酔う詐欺だって言われちゃいました(笑)
そして酔わないので色々なリグやワームを使って試してみました
そして今回1番のヒットパターンを発見
シンカーは2つ付けで70gと重めにして、シンカーストッパーをシンカーから1ヒロと少し長めにして下からフルキャスト
ワームは、フラッシュJフラット、クロー、グラブと色々な物で釣ったが赤色、オレンジ色系の甲殻類系をアカハタが吐き出す事が多かったのでフラッシュJクローの赤色、オレンジ色系を使用
そしてキャスト後にシンカーが着底したらロッドをゆっくりと立ててリフトさせて糸フケを巻き取り少し巻きを入れてイメージ的には底から2~3m上げた所で微妙にテンションは掛けるが、ほぼフリーフォール気味でフォールさせていく
強いテンションフォールだとシンカーとワームが一緒にフォールしてしまうのでシンカーの着底と変わらない位にワームも着底してしまい、ワームが後からノーシンカー状態でフワフワとフォールするイメージが出来なくなるので微妙にテンションを掛けてフリーフォールさせてラインスラッグでフォールしたかを確認する感じです
このフォール中にもヒットはあったが、1番多かったのはシンカーが着底してから5~10秒後のヒットだった
シンカーストッパーを1ヒロと長めにしたので、このフォール方法だとシンカーはシンカーストッパーの所でフォールして、シンカーが着底してからノーシンカー状態で後からワームがスローに流れに乗ってフワフワとフォール
していく
ここでシンカーを70gと重くしたのは、シンカーが底に付いてから少しフリーで待つので軽いとシンカーだと流されてシンカーが根に挟まったり、シンカーストッパー側からワーム側へとシンカーが流されワームのナチュラルなスローなフォールの妨げになると思ったので重めのシンカーにしてシンカー着底後に動かないだろうと思って重くしました
これだと水深のあるポイントの底なのにワームはノーシンカー状態で流れに乗せたフワフワスローフォール状態で誘う事が出来て…実際にこれが炸裂
この釣り方にしてからは当たりは多発するし、釣れると方の良型が何故か多い
楽し過ぎてヤバかった
結局は、酔う酔うと言いながら酔わずに一睡もしてないのに仮眠すらなく、1番釣りをして数も釣っちゃい、1番楽しんだんじゃないかなぁ~
終いには、もう帰ろうかと平山さんが言っても、まだまだピンピンですから夕方までやりませんと言い出す終い(笑)
結局、昼過ぎには釣りを終わらせて港に戻りました
でも大漁で本当に楽しめました
港に戻ってから船の掃除を手伝い、帰宅
帰りは皆さん疲れていたのか直ぐに爆睡してましたが、僕はテンションがアゲアゲで一睡もしてないのに眠気もなく皆さんを送り届けてから、タックルの片付けもして、結局は深夜まで寝れませんでした(笑)