初級編、中級編、上級編で示した事例は、すべてご飯の丸呑みなどをされてからの受診でした。
それでは、まず初級編から。
←の先をよく見てください。
骨が刺さっていた近くの粘膜が傷ついています。
取ろうとして、骨が前後に強く動き傷をつけてしまったようです。
次に中級編。
この画像ではのどちんこ(口蓋垂)がみえません。ゲーとした状態の写真です。
←があった部をよく見てください。さかなの骨が横から刺さっているのがわかりますか?
魚の骨はやや上の方から刺さっているようです。
ピンセットで摘出しました。
最後に上級編。
ピンセットの間に注目してください。
見えていた部はほんの一部でした。
ご飯の丸呑みなどで骨は奥深く刺さってしまったようです。