散歩の途中にある梅の木には実がなっていた。何気なく見ていると色づいている実があるのに気がついた。勝手に梅の実は青い(緑)と思い込んでいて、ちょっと驚いた。梅酒に漬ける梅のイメージが強く焼き付けられていたのだ。梅干しの梅を果実としての梅ではなく別物として認識していたことに気がついた。
調べてみると、梅酒には青梅、梅干しには完熟梅が使われそうだ。固くて香り爽やか、エキスがよく出る青梅、やわらかくて香りが甘い、アクが少ない完熟梅のそれぞれの特徴を活かした加工がなされた結果らしい。
朝の散歩道には畑が少なくない。子供の頃には見たことがない黒いビニールシートがよく畑に覆われている。同時に藁で覆われている光景が見られなくなった。藁の代用かなと思って、それほど気に求めていなかった。白いビニールシートも見られるようになって、ビニールシートはどんな意味があるのだろうかと気になるようになった。
散歩道には、トマトやとうもろこし、里芋などもあるが、枝豆畑も多い。全国的レベルの生産ではないが、岐阜の地場野菜として枝豆は定着している。散歩道の枝豆畑には白いネットを張ったものと張らないものがあり、虫除けで見栄えの問題にしているかなと思っていた。ネットを張った耕作地には黒いビニールシートと白いビニールシートで覆われているものがあり、あれって思って枝豆の成育状況を見るとかなり異なっていた。どうやら成育調整して収穫時期をずらしているらしい。
①手前がネットと黒いビニールシート、②真ん中が黒いビニールシート、③奥がネットと白いビニールシート。成育は②、①、③の順である。なるほど。。。