先だってTwitterにて報告させていただきましたが、舞台出演が決定しました。

2018年4月25日(水)~5月6日(日)
「シーチキンサンライズ」
@下北沢 小劇場



役どころや詳しい時間など、詳細は後日の発表になります。





まだ実感が湧かず…
ただ半端な意識では絶対に舞台に立ってはいけない。死ぬ気でやらなければ。という高揚と焦燥、期待と不安が入り混じった感情で毎日を生きています。

2016年の秋、「シーチキンサンライズ」前回公演を観させていただいたとき、涙が止まらずしばらく席を立つことができませんでした。

物語は勿論、キャラクターひとりひとりが愛おしく、美しい作品。

そして、舞台上にいる役者ひとりひとりが命をかけてそこに立っているという圧力を感じるステージでした。



あのステージに私が立つ。

そう思っただけでぞわりと鳥肌が立つのです。

ホラー映画にワクワクするように、恐怖とワクワクは似ているのだと思います。
私の中には今その2つの感情が同居していて、浮き足立ちそうなその感覚を「舞台に貢献してみせる」という責任感で繋ぎとめようとしている、そんな気持ちです。



東京は時間の流れがとんでもなく速くて、上京してからの三年は飛ぶように過ぎていきました。
だから公演までの数ヶ月はあっという間だと思います。

まもなく始まる稽古までの時間なんて、瞬く暇もないかもしれません。

私が過ごす時間の流れに、私自身が置いていかれないように、心も身体も鍛え上げていきたいと思います。




Twitterでの報告に対して、沢山の方からいいねや応援の言葉をいただき、改めてその温かさに驚きと感謝でいっぱいです。



小倉青さんから言っていただいたことがあります。「平井さんにはきちんと温度を伴った味方がいます」と。

本当にその通りだなと思います。

いつも日常のツイートにも雑談の配信にも、みなさんひとりひとりが、みなさん自身の言葉で反応をくださること、とても嬉しく思います。



私も出来る限り、私の言葉でお返ししていければと思い、みなさんとお話ししているつもりです。

いろんな都合でお返しできないこともありますが、これからもみなさんとの会話を積み重ねていけたら、そしてもっと多くの方と会話することができたら、と思っています。



話がすこし飛びましたが、「シーチキンサンライズ」、事務所に入って初めての舞台です。

学校でお芝居を学んでいた時代に何度か舞台に立ったことはありますが、その時から何十倍も成長していないと、今回の舞台に立つ資格はないという気持ちでいます。

あの頃は舞台に立てるレベルに自分が達していないことすら自覚していなかったけれど、少なくとも今は、今の私ではダメなことをわかっているつもりです。



ここからの三ヶ月、また成長します。

見ていてください。



そして三ヶ月後、観に来てください。
無駄な時間、無駄な出費には、させませんから。



平井早紀