一般投票も終わり、後は結果を待つだけのミスiDセミファイナル。
エントリーした時、私はミスiDに自分の居場所があるとは思ってなくて、もっと自分を持ってて、それがゆえに生きづらいかっこいい女の子たちのいる場所だと思っていました。
でもだからといって世の中は、やっぱり私の存在を認めてくれないだろうと思っていたし、
芸能界だって私のような人間の居場所はないんじゃないかと思っていました。
本当の言葉で話しているつもりなのに、嘘つきだと言われたり、
仲良くなりたくて、大好きなのに、
壁を感じる、私のこと嫌いなんでしょって言われたり、
いつも、
どうしたら伝わるんだろう
どうして伝わらないんだろう
と悩んでいて、
誰もわかってくれないんだ
それは私が劣っているからだ
と結論付けてしまっていました。
でもね、ミスiDセミファイナルの期間、
PR活動にかこつけて、普段は怖くてできなかった自分の中の感情のフィルターを外していくことをしました。
知ってもらわなきゃと思ったのです。
わかってもらえなくても、知ってもらわなきゃと。
そうしているうちに自分の気持ちは伝わらないんじゃなくて、
伝えてなかったんだって気がつきました。
伝えようとしなきゃ伝わらないんだって。
とにかく不器用な(という言葉で片付けてしまうのはすごく無責任かな)私は、
相手に感情を伝える前に大量の分厚いフィルターを通してしまっていて、
思いは本物なのに、言葉になる時にはオブラートに包まれすぎて別物のようになってしまう、
そのオブラートを剥がすかどうかはあなたの自由です。
剥がして嫌な気分になっても私は知りません。
そんなの無責任すぎました。
自分の言葉は自分で作っていく。
自分の居場所は自分で作っていく。
自分の心も自分で作っていく。
自分の人生に自分で責任を取ると決意表明した二次審査のPR動画。
それから2ヶ月半。
いろんな人や出来事に導かれて得た答えです。