令和3年7月31日に学童野球の指導者・保護者を対象に、野球教室を開催しました。

 

講師は佐藤理学療法士でした。

 

投球障害・ケガに対する大人の意識が変われば、子どもたち、選手の投球障害・ケガは減らすことができます。

 

「発達・発育」のこと、「投球動作」のこと、「身体の使い方」を学童野球に関わる大人の方々に知っていただければという思いから今回のテーマとなりました。

 

今回は、小松川地区・小岩地区の学童野球連盟5チームの指導者、保護者の方々を中心に、合計28名の方(2部制)に参加して頂き、『投球』に必要な身体の使い方を実際にストレッチ・動作練習を行い体感してもらいました。

 

 

今回の内容を、それぞれのチーム内で共有して頂き、練習に取り込んだり、ご家庭でもストレッチして頂ければ嬉しいです!

 

今後、野球に関する講演やストレッチ指導をシリーズ化して、定期開催していく予定となっておりますので、ご興味のある方はご気軽にご連絡ください。

 

また今回ストレッチの内容を覚えられないという意見が多数ありましたので、今後は参加者の方に、講演後も動画で確認できるようなシステムを作っていきたいと考えております。

 

ご不便をおかけして申し訳ありませんが、ご期待頂ければと思います。

 

こういった講演やストレッチ指導をご希望のチームや個人の方は、下記メールアドレスまでご連絡ください。

また、学童野球に関する各種相談もお受けしております。

 

そして、昨年に引き続き、今年も出張(ご指定の場所に超音波検査機器を持参しておこないます!)による野球肘検診を行いたいと考えておりますので、ご希望のチームは下記メールアドレスまでお気軽にご連絡ください。

 

 

理学療法士   佐藤 天

E-mail:sky3101031@outlook.jp

 

2020年1月23、24日第1回野球教室を開催しました。

 

佐藤理学療法士リトルリーグにおけるケガのリスク因子と予防トレーニング」についてリトルリーグの選手、ご家族を対象に講演しました。

事前の参加希望者が多かったため、当院リハビリ室の広さの都合で2日に分けて実施させていただきました。

講演ではリスク因子について説明した後、全選手の体幹の筋力や柔軟性について実際に測定を行い、各自でケガのリスクを認識し、弱点を克服するようなトレーニングをしてきましょうという内容でした。

 

講演でリスク因子として取り上げられていたものは肩腱板の筋力、体幹の筋力、体幹の回旋可動域、股関節の柔軟性、練習時間、体重等の項目でした。

 

選手たちの測定結果は、現代におけるリトルリーグ選手の身体状況として当院で集計させていただき、今後、平井地区のスポーツ障害予防に役立てられればと思っています。

 

今回は第1回にもかかわらず多数の選手、ご家族が来院され、投球制限等で昨今話題になっているスポーツ障害に対する関心の高さを感じました。

 

今後も継続して野球教室を開催していきたいと思っておりますので参加希望の方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください

令和元年12月25日に第10回健康教室を開催しました。

 

今回は谷口院長が「手や指の痛み ~原因と治療~」をテーマに講演しました。

 

手や指の痛みがある場合に考えられる疾患は多数あります。

その中で代表的な約10個の疾患について実際のレントゲンや、写真を用いて解説しました。

 

その中でも頻度の高いへバーデン結節(第1関節の変形性関節症)や腱鞘炎は、使いすぎや遺伝性の他に、女性ホルモンが関与しているケースが多数存在します。

へバーデン結節のように変形してしまった関節の形を元に戻すことはできませんが、あらかじめ女性ホルモンの補充を行うことで予防できる可能性はあるかもしれません。しかし今のところそういった研究は行われていないので、今後の研究が期待されています。

 

また、手指の第1関節の腫脹や疼痛を主訴に当院を受診される患者さんの中には、関節リウマチを心配されている方が多いのですが、関節リウマチでは基本的には第1関節は侵されませんので、心配しすぎる必要はありません。

ただ、第1関節に破壊が起こる場合もあるので、その他関節に症状がある場合やご家族に関節リウマチの方がいる場合などは一度受診して頂き、血液検査を受けることをお勧めしています

 

 

次回、11回健康教室は1月29日14:30~ 髙橋副院長が「筋肉の健康と若さの関係」をテーマに講演予定です。どなたでも無料で参加できますですので、参加希望の方は当日の14:20頃に当院にお集まりください。

9月25日に第7回健康教室を開催しました。

 

今回は片岡理学療法士が「頭痛 ~原因と対策~」をテーマに講演しました。

 

頭痛は細かく分類すると250種類以上もあり、なかなか改善しないものや、中には危険な頭痛もあります。

特に頻度の高い緊張性頭痛を中心に予防、治療のためのリハビリテーションの紹介や、実際の運動療法の一部を参加者の皆さんに体験して頂きました。

実際に体を動かしていただくと、思ったより頸椎や肩甲骨の動きがかたくなっており、頭痛のリスクを持っている方が多い印象でした。

頭痛に対してリハビリテーションを行って治療するというのはまだあまり知られておりませんが、当院では専門的なリハビリテーションを積極的に取り入れて治療に励んでおりますので、気になる方は是非一度ご来院ください。

 

次回、第8回健康教室は10月23日14:30~ 髙橋副院長が「認知症」をテーマに講演予定です。

どなたでも無料で参加できますですので、参加希望の方は当日の14:20頃に当院にお集まりください。

8月28日に第6回健康教室を開催しました。

 

今回は谷口院長が「骨粗鬆症 ~症状がないのになぜ治療が必要?~」をテーマに、

 

寝たきり、要介護の主な原因である骨折を予防するために必要な「骨粗鬆症」の原因・予防・治療についてお話ししましました。

 

骨粗鬆症の仕組みや薬剤の使い分け、予防・治療としてはビタミンD、カルシウムを中心とした食事療法、リハビリテーションを含め適度な運動を行うとともに骨密度を定期的に測定し、継続的な治療を行うことが骨折のリスクを減らすためには最重要であるという内容でした。

今回はテーマが骨粗鬆症ということで、女性を中心に約30名の方が参加し、熱心に講演を聞いていました。

 

次回、第7回健康教室は9月25日14:30~ 片岡理学療法士が「頭痛 ~原因と対策~」をテーマに講演予定です。

どなたでも無料で参加できますですので、参加希望の方は14:20頃に当院にお集まりください。