昨日と同様に、愚図ついた天気でスタートした今日のブリュッセルですが、夕方に向かってどんどん晴れていき、街中のカフェやレストランのテラスには多くの人々が集っていました。
そんな僕らは、長いながい改装工事の後に昨年秋に再オープンしたお隣の区サン=ジョス・タン・ノールの屋内区民プール Les Bains de Saint-Josse にてちょっくら泳いできました。
僕らの住む区(郵便番号1000番のブリュッセル区)にもブロカント(フリーマーケット)で有名なジュドバル広場に区民プールはあるのですが、夫Yvesの子供の頃の記憶が良くなく(かなり不衛生だったようです)、我が家からもちょっと遠いので、最寄りのサン=ジョスのほうに行くことに。
昨年まではジムのプールを利用していたのですが、16メートルと短く特にクロールだと何度もターンを繰り返さないといけない上、レーンも分かれていないので、混雑すると使い勝手が悪かったのでした。片道徒歩25分の道のりでしたしね。
このサン=ジョスの区民プールは標準の25メートル。ちゃんとコースロープも張ってあります。
歴史的建造物で1934年落成、当時世界的に流行していたアール・デコ様式。改装もオリジナルに忠実に復元されました。
ちなみに、このプールがある通りとクロスする通りとの角にも
同時代の建物があり、ガラス窓にはアール・デコの特徴がご覧になれます。
ちなみにこのサンジョスはブリュッセルで一番小さい区で、その先に続くスカルベーク区の南端と共にトルコ人が多く住む地区です。
僕は18年前にベルギー到着後、この写真の通りの建物の一角でブリュッセル生活を始めたのでした。アパートが決まる1ヶ月半という短い間、当時勤務していた会社が用意してくれた部屋でひとまずの間借りをしていたのですが、思い出深い場所でもあります。
ここロワイヤル(ロイヤル)通りの名前と、周囲のイスタンブールのような雰囲気(裏手の Chaussée de Haecht ショセ・ダクト)のギャップに戸惑いましたけど…。
先ほどのアール・デコの建物の手前でプールの看板。
区民プールに到着。外観はそこまでアール・デコ感はありませんが、
建物内は随所に特徴が見られます(内部の写真はお借りしています)。
受付で利用料一人3ユーロ(区外区民は2ユーロ)を払い、空港のセキュリティチェックにあるような浅い籠を受け取って上の階へ。
プールのホール前で靴と靴下を脱ぎ、足の消毒を過ぎます。支払いの際にもらったレシートを渡して、スウォッチのようなロッカーナンバーの載ったブレスレットを受け取りロッカーへ。
この一人一室の更衣室、オリジナルのドアを修復して再利用しているみたいで、レトロな雰囲気が更に醸し出されています。
着替えてドアを閉めると自動ロック。開けるのはブレスレットではなく、プール利用後に係員に開けてもらうというアナログぶりですが、そこがまた風情があるというのか。
コロナ対策の条件で利用は45分(事前予約要)。プール水中の最大人数が18名までと制限されていますが、僕らの予約時間である10時半は10人ちょっとで、午前中が混まずに良さそうです。
1組6〜9歳の小さい子供2人&パパという家族用の専用レーンの他は、もくもくと泳いでます。
他のレーンも同じでしたが、僕らもふたりで1レーンをシェア。久々のスイミングでYvesは浅瀬側で座って休んでいることも多かったですが、定期的に通うことになりそうです。
Yvesは10年以上前に定期的によくこのプールに泳ぎに来ていたそうですが、その時あった時計がなくなっているとポツリ。確かにない。僕はスマートウォッチしていたので、時間は判ったんですけどね。
45分過ぎてしばらくしたところでチャイムが鳴り、一同一斉にプールサイド出ました。これが時計がわりの合図でした。ということは、時間毎の完全入れ替え制で次の11時半開始からのグループだったんですね。
通常なら最大2時間滞在できるようですが、その時も同じシステムなんですかね?
ともかくコロナ禍太りが深刻な僕らふたり。ダイエットが急務なのです。サイクリングとのセットで何処まで成果を上げることができるかが、現在の課題です。
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