全米オープンテニス、大坂なおみ優勝おめでとう!セリーナ・ウィリアムズの自滅だったのは少し残念でしたが、やりました!錦織圭くんは全英ウィンブルドン準々決勝に続き、今回の準決勝もジョコヴィッチ相手に残念でしたが、今大会の日本勢は男女共大健闘の結果でした。
さて、連載中の トリエンナーレ ブルージュ 2018 のレポートの第4弾。前回同様、市民の憩いの場となった作品をご紹介します。
韓国人のイ・ソジョン(이소정)とクァ・クサンジュン(곽상준)との建築デュオ OBBA による The Floating Island。今回のトリエンナーレでアジアでは唯一の参加です。
運河にせり出すように長い流線型の「浮島」を設置したことで、本来の直線的な河畔ラインにアクセントが生まれ、それだけでも古いブルージュの街並みに現代的な空間を与えています。
デザインイメージを見ると良く分かります。
前回お伝えしたセルガスカーノのカラフルなパビリオンと打って変わって、こちらの浮島はナチュラルカラーのウッドデッキと白で統一された金属フレームとロープによって構成され、見事に落ち着いた街並みに溶け込んでいます。
無数に垂れるロープは、時折吹くそよ風によってドレープカーテンのようにゆらゆらと揺れて、何世紀にも渡って変わらぬ古い街の風景に、水面とともに幾らか流動する効果を与えています。
中央部にあったハンモックはよほど居心地が良いのか大人気で、寝転んだり座り込んでいる人々はなかなか動こうとしません。
仕方ないので、僕らは軽く傾斜したロープの背もたれに寄り掛かって小休止。
意外と安定感があって快適です。
僕らの他にも休んでいるカップルが何組もいましたが、トリエンナーレのプログラムを広げて読めるほど、バランス良く体の重心をロープの背もたれに預けることが出来るんですね。
ロープは市民や観光客によって所どころ結ばれたりもしています。
作品を破損していることでもないので、悪くないですね。
スウィングボールもあったりして、子供達にも格好のプレイスポット。
影だって美しいのだ。
対岸からは、水面に映る景色も綺麗で、
クラシックな街並みや街路樹ともマッチ。
© Iwan Baan
この作品には、「Beyond boundaries(境界を越えて)」とのサブタイトルが付けられていますが、イ・ソジョン氏によれば、「かつて貿易手段として使われた運河に曲線の人工構造物を立てることで、市民との境界を取り除き、彼らを楽しませたい」とし、「物理的境界を越えて、人々の関係の中で新たな境界を作る試みだ」と語っています。
さらに、地元の人の声として、学校の生徒たちがお昼ごとにここに来ては遊び、家の前に庭ができたような気分、とフリーペーパーで紹介されていました。イベントのキュレーターは、「フローティングアイランドは、単なる建築物を越えて、都市計画が地域社会とどのように調和できるかについての分析が含まれた試みだ」と高く評価。
さらに、地元の人の声として、学校の生徒たちがお昼ごとにここに来ては遊び、家の前に庭ができたような気分、とフリーペーパーで紹介されていました。イベントのキュレーターは、「フローティングアイランドは、単なる建築物を越えて、都市計画が地域社会とどのように調和できるかについての分析が含まれた試みだ」と高く評価。
動画を見ると、計画段階では橋を挟んでの原案もあったんですねぇ。
各作品は来週末のトリエンナーレの期間が終われば、基本的に撤去されることになるのですが、この作品はこのまま残して、市民や観光客の憩いの場として活用してもらいたいものです。





















