先週は寒さのピークを迎えていたブリュッセルですが、週末から一気に緩んで、気温も10℃を上回る日々でした。今日は最高気温7℃と言ってますが、もう極寒に体が慣れてしまったのか、全く体感温度が完全に狂ってしまって、今朝なんてセールで買っていた普通のボタンダウンシャツに真っ赤なレインコートだけを羽織って、薄手のストール巻いて出掛けましたが、十分暖かく歩けました。それまでは、ダウンジャケット&マフラーが必須だったので、軽やかに好きな色のモノを着て出掛けられるだけでも、更に気分アップ👆しますね。
 
さて、先週の金曜日の午後からベルギー全土で雪となり、各地で車のスリップや道での転倒、病院に運ばれる人が続出。道は約500kmの渋滞となったりして、東京同様、雪に弱いベルギーを露呈しました。
 
翌日の土曜は朝から快晴となって、僕は近所のブリュッセル公園へ。この先に王宮があるので、別名パルク・ロワイヤルとも呼ばれます。
 
 
この公園の周りは官庁や大使館が並んでいますが、平日の通勤客も居なくて、午前中は人通りもまばら。
 
 
鳥の足跡のほうが多いくらいです。
 
 
ここは、ワンちゃんの散歩道。
 
 
冬にこの公園を歩いていると、僕は何故か安室ちゃんの「a walk in the park」を口ずさんじゃうんですよね♪
 

 

 

ジャン・ミシェル・フォロン の彫刻 “Le Messager, un oiseau sur une main” は、どことなくこの冬景色のほうがしっくりくるような。 

 

 
小さな野外音楽堂(キオスク kiosque)は、当然のことながらこの時期は何も催しありませんね。 
 
 
この公園、フリーメーソンの会員が設計したので、空中から見ると見事に彼らのシンボル、コンパス(上向き三角形)が見て取れます。
 
 
下はちょうど上地図の右下に伸びている遊歩道にあたります。
 
 
コンパスの頭、持ち手の部分にあたるのが、ベルギー連邦議会の前にあるこの噴水ですが、冬は水も抜かれて水しぶきも上げていません。
 
 
僕はこういうオブジェや柵が好きでして。
 
 
一度公園の敷地からロイヤル劇場に出ると、警察のワゴン車が駐車してて、フロントガラスには "Still ❤️ Police" by O.J. など落書きも(路上駐車の我が家の愛車もやられてました。愛の告白はなかったけれど…笑)。
 
 
劇場の脇に入って行くと、緩やかな石畳の坂道となっていて(この石畳、アスファルトに比べて圧倒的に滑りやすいのですが、ウチの周りには多いのです)
 
 
その先には、近所で一番お気に入りの風景のひとつが出てきます。
 
 
僕はまだ足を踏み込んだことはないのですが(Yvesは何回かあるようですが)、こちら社交クラブの建物となっていて、そこからせり出したダークグリーンの回廊が僕のお気に入りなのです。
 
 
 
この回廊の両翼に挟まれたオープンスペースが野外劇場になるそうですが、このアーチ部分が昨年だったか修復し終わったばかりということもあってか、イベントが開かれたというのはあまり聞いたことがありません。
 
 
 
別館の建物(パビリオン)も、社交クラブの会員のみがアクセス出来る場所なのかな?
 
 
公園を後にして、先ほどちらっとご紹介したベルギー連邦議会(日本の国会にあたります)の裏手にやって来ました。
 
 
僕らが住んでいるエリアです。表通りに比べると庶民的な雰囲気が漂うこちらの界隈ですが、カルティエ・ロワイヤルと呼ばれることもあります。

この地域一体は、左手奥にあるリベルテ広場(自由広場)から名前をとって Quartier des Libertés の名前が付いていますが、ブリュッセルの人に訊いてもあまり知っている人は多くありません(住民でも知らなかったりしますし)。ベルギーの独立、建国の歴史に因んだ名前なんですけどね…。同じく、その近代化前の名前が由来の地域名、ノートルダム・オー・ネージュ Quartier Notre Dame aux Neiges、訳して「雪の聖母(教会)」。今は存在しませんが、その昔ノートルダム・オー・ネージュというチャペル⛪️(礼拝堂)があったことに由来します。季節外れの8月に雪が降ったことに因んで命名されたのだとか。悲しいことにこちらも他では殆ど通用しません。

これら紹介した町名では全く通じないこのエリア。確実に認知度が上がるのが、現在修復中のコンサートホール、Cirque Royal シルク・ロワイヤル(ロイヤルサーカス)。この名前を出せば、元々のブリュッセロワならばほぼ分かってくれます。

かつてのサーカス場🎪より、議会のほうがランドマークとしては上かとも思ったりするのですが、議会と言うとEU議会と混同されてしまうことも多々あるため、ややこしいのです。
 
さてさて、このエリア、僕が引っ越して来た当初と比べて評判のいいお店が徐々に増えてきています。ですが、観光客はもっぱらフランスのブーランジュリー PAUL に吸い込まれて行くので、他では地元客がゆったり楽しめるようになっています。
 
赤いひさしがトレードマークの La Rotonde というクラシックなブラッスリーが入っていた角の建物がフォトジェニックなのですが、こちらは少し前に店じまいしてしまい、新しいレストランが開店準備を始めています。この赤いひさしは是非残して欲しいなぁ。
 
 
お店紹介でもしようと思うのですが、まだ入ったことのない処も多くて…。今日は久しぶりにオーナーが日本語を勉強しているご近所カフェ、My Little Cup にお邪魔してカプチーノを。小さな店内は毎日朝から混雑しているのですが、午後も2時をまわればちょっとは空いているのでね。無事に席をゲットして、仕事を終えた同僚とカプチーノを。僕のラテアートはスワン♪僕らの後から入ってきた中華系と見受けられる20代らしき男の子。小ぎれいでお洒落、脚も長くてスタイルも良かったけど、歩き方が見るからにフェミニンでゲイ!その数分後に彼氏らしきヨーロッパ人が合流して窓際のストゥールに腰掛けてたけど、様になってたなぁ。
 
 
雪の日の話題をもう一つ。僕らのアパルトマンの天窓の外に氷柱(つらら)が!小っちゃいのですが、Yvesによれば、ここに移って来て初めての出現したつららだったそうです。
 
 

日本列島では寒の戻りだそうですが、ベルギーは今週末から更に一段気温が上がるとの予報が出ています。一歩一歩春に近づいていますね。