ヨーロッパ発 日欧ミドルGAYカップルのツレ連れ日記

40’s日本人と50’sベルギー人のゲイカップルが織り成す日常を写真満載で綴っていきます。事実婚関係をキープしつつ家族意識が深化している僕ら。国際カップルならではのエピソードや、遠い欧州の地での異邦人としての体験談や独り言もお届け。雑誌感覚のブログを目指します。


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ここ2週間ほどアントワープ在住の日本人の友達Yさんと呑む機会が続いたのですが、彼とのおしゃべりがすごく楽しかったので、ちょっとそのことに付いて書いてみたいと思います。

 

Yさんはピアニストなんですが、元々は同じくピアニストである妹さんの紹介から交友関係が始まっています。以前はブリュッセルに住んでいた人なので、その時のほうが会える機会が多かっただろうと思うのですが、近年は彼がアントワープのオーケストラでの演奏の際に、僕らが聴きに行くというチャンスが増えたので、前よりお互い顔を合わせる回数は増えたような気がします。

 

しかも、以前はグループで会うことのほうが多かったですし、現在でもアントワープで会うとなると、コンサートの前後や休憩時に限られるので、どうしても限られた時間でしか話せません。

 

そんな状況の中、先日Yさんが秋休みになって、しかもブリュッセルでの次の仕事などでの所用があるというので、昼間から呑む機会が訪れました。

 

その前週に映画『タイタニック』をオーケストラの生演奏と共に鑑賞するというコンサートがあって、Yさんもソロパート(しかもすごく重要パート!)を中心に演奏していたので、メトロの駅で待ち合わせてビアカフェに向かう道中は、その話からスタートしました。

 

お気に入りのビアカフェに到着し、僕がこれまで今シーズンに行ったコンサートの感想を交えながらクラシック音楽談義。僕は楽器をやっている訳ではないので知識もないのですが、そういう僕にも易しい解説を交えながら話してくれます。

 

話題はクラシック音楽から、徐々にベルギーの文化予算削減や文化行政の話に移っていきます。当事者であるYさんらしく、連邦、地域レベル両面から各政党の立ち位置、各政党、政治家の主張などを披露。ちょうど数年前に日本で少し論争になった、当時の橋下徹大阪市長が、伝統芸能である人形浄瑠璃・文楽に対し、補助金見直しに近い構図。よしもとのようにエンターテインメントは独立採算を目指すべき!という主張がされましたが、それに近い考えが行政側から提示され、それに伴った運用も始まったとか云々。

さらには、日本の政治に関しても話が及びます。ちょうど衆議院選挙の投票後だったために、お互いの投票先を明かしての論議。二人の投票先は違ったのですが、その理由をきちんとお互い表明してのディスカッション。話が進んで行くと、(僕もそこそこだとは思うんですが)Yさん日本の政党のバックグラウンド、支持団体などに詳しくて、もう感心しきりな僕。ということもあり、胸を借りて自分の意見をぶつけてみたりもしました。こう云う感覚結構好きなんですよねー。

 

彼の専門であるクラシック音楽分野でも、コンサート後のレビューをする訳ですが、僕らだけでなく、YvesやYさんの奥さん、オーケストラのメンバーなどを交えて、それぞれが感じたことなどを語り合う時間はとても楽しいものです。それがお互いに全く違う感想だったとしてもです。自分だけ違うから恥ずかしいとか、みんな解ってない!とかいう態度はとらず、自由な意見表明、議論です。

 

これは、彼とのやりとりだけでなく、こちらの人達は基本的にそのような態度が身に付いています。場の空気を読んで、人の意見に安易に同調したり、逆に自分と違う見解を真っ向から否定したり、ということなくです。

 

僕の友人知人の中には、そういう独りよがりな態度の人も少し居ますが、そうだとしたらそのテーマで話す必要はないんじゃないか?って思ったりするんです。僕も昔は若気の至りで、自分の考えが絶対!なんて時代もあったと思うし、現在も、人が何と言うと自分としてはあくまでこう思う!ということは沢山ありますが、その事を相手を罵倒してまで主張する必要もないと思うんです。

 

恐らくは「議論」という時に、ディベートとディスカッションをごっちゃにしていると思われ…。

ディベート:あるテーマに対して賛否に別れ、客観的な論理を展開し意見を主張するもので、問題の検証と解決策の選択を導き出すことを目的とする討論。

 

ディスカッション:あるテーマに関しお互いの主観的な意見の交換を行うことで、結論を求めない自由な討論。

 

アメリカ大統領選に象徴されるようなディベートって、普段の生活の中ではすることはないですよね?仕事上、会議の一環としては採用されているところもあるでしょうけれど。

 

ここベルギーのいいところは、国内にフランス語、オランダ語の言語対立があること、周りを大国に囲まれていて、国単位としてはEU内でも世界の中でもマイナーな小国という背景から、立場の違う他者と巧く付き合う、時には妥協するという中庸な態度、精神が身についているように思います。相手の自由や権利は尊重することで、自分も自由でいられて権利も主張するというような。また、EUの首都であちこちから来ている外国人が多いことなどからも、あらゆる事柄で広く多様性が認められる社会、空気を感じます。

 

日本在住の友人とも結構長い時間話すことが続いて(時間だけは沢山あるので)人間関係の愚痴っぽい嘆きを聞いていたんですが、友達間であっても空気を読んだり同調圧力で自分を抑えたり、逆に自分の考えを言いっ放しで他人の意見には耳を傾けない、また自分の意見で支配する、というような人達との「友達」付き合いを続けている状況を耳にしました。が、そういうのって友達というのでしょうか?共通の趣味だったり、ママ友という同じ境遇だったりの繋がりなんでしょうけど、おんなじ立場だから相手もおんなじ人格と思ったり、絶対解り合えるはず!みたいなことはやめたほうがいいと思うんです。

 

ちょうどこうしたことを感じる機会が重なりあったので、散文乱文覚悟のままに綴ってみました。ですので、正直まとまりのない文章になってしまいましたが、お許しくださいませ。

 

ともかくYさんとの会話はあっという間に5時間の時が流れ、その間お互いにビール5杯を飲み干していました。もちろん、ビール談義にも花が咲きましたよ!下の写真はその時のものではなく、一昨日コンサート後にYvesも交えてのおしゃべりの時の一コマ。YvesもYさんとの熱い会話は楽しみのようです。Yさん、これからもよろしくお願いしまーす!

 

 

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