今年は、バッハがコラールカンタータを作曲してから300年ということで、今年と来年の2年間にかけて新しプロジェクト「コラールカンタータ300年」が行われます。5月に行われたこのプロジェクトの1回目にも行きましたが、今回、その第2回が調布市文化会館たづくりのくすのきホールで行われました。

 

前回と同様、開演前にマエストロ、鈴木雅明さんのとてもアツい解説がありました。この演奏会にかけるマエストロの膨大な熱量が伝わってきます。

 

曲目はコラールカンタータ4曲です。


カンタータ第93番《愛する神にすべてを委ね》BWV 93
カンタータ第94番《私はこの世に何を求めよう》BWV 94

 

休憩


カンタータ第101番《私たちから取り去ってください、主よ、まことの神よ》BWV 101
カンタータ第10番《我が魂は主を崇め》BWV 10

 

 

前回のオペラシティ、コンサートホールと違い、小規模のホールと言うこともあるのか、演奏はかなりの小編成でした。合唱はソリストを含め各パート2名。第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンが各2名、オーボエ関係が2名、それ以外の楽器は各1名。曲により編成と人数に違いがありましたが、オケは最大でも17名。

 

この少人数でも、音の厚み、迫力は満点。人数が少ないことのデメリットは全く見えてきません。天国が感じられるような神々しさでした。演奏の編成とホールのサイズと曲がぴったり合っていたということもあるのだと思いますが、とても素敵な魂が浄化されるような時間でした。

 

 

ソプラノ:松井亜紀

アルト:久保法之

テノール:櫻田亮
バス:加耒徹

合唱&管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

 

 

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