東京メトロ東西線、早稲田駅が最寄駅です。馬場下町交差点近く、穴八幡宮のお隣です。早稲田駅からの所要時間は徒歩で2分程度です。

 

1641年(寛永18年)、高田八幡(穴八幡宮)の造営に関わった権大僧都法印威盛院良昌上人(りょうしょうしょうにん)が、穴八幡の別当時として、穴八幡宮の隣に開創しました。

 

創建当時は穴八幡の境内に放生池があり、そこで、毎年、放生会(捕らえられた魚介、鳥、動物などを殺生をしないで池、川、山林に放す法事)が行われていましたが、明治期の神仏分離により池は放生寺の管轄となり、その後1920年代に埋め立てられてしまいました。その後、約40年間中断され、伝統の多くが失われてしまいましたが、現在では、毎年スポーツの日に本堂脇の池を使って放生会が行われています。

穴八幡宮とは元々不可分であったため、神仏習合の江戸時代に始まった「一陽来復」の札の授与は穴八幡と放生寺の双方で行われています。ただし放生寺の札は「一陽来福」と"復"の字が異っています。これは、観音経偈文の「福聚海無量(ふくじゅかいむりょう)」に因んでいます。


 

御朱印

2016年(平成28年)12月14日拝受


光松山(こうしょうざん) 威盛院 放生寺(ほうしょうじ)
宗旨:古義真言宗

本尊:聖観世音菩薩
所在地:東京都新宿区北品川2-4-18

アクセス:早稲田駅(東京メトロ東西線)徒歩2分

 

 

公式サイト

一陽来福 創始の寺 放生寺 公式ホームページ (houjou.or.jp)