山椒魚のキンジローを巡って引き起こされる騒動を描いた作品です。


ストーリーの流れがスムーズでなく、ところどころでブツッと切れたり、飛んだり...。全体の流れや話のつながりが少しわかりにくかったです。そして、登場人物たちの背景や心の内があまり詳しく描かれていないために、それぞれの行動の背景やその行動を起こす理由が???という感じでした。


何でそうなるの?と思っているうちに物事が進んでしまい...。何となく、狐につままれた感じで終わってしまう。


そして、何故か、カップルが誕生!


まぁ、恋愛なんて、人生なんて、案外デタラメなもので、思いもかけない偶然や信じられないようなことがきっかけで、誰かと出会ったり、くっついたり、離れたりするものなのかもしれません。


結構、豪華なキャストを揃えながらのドタバタコメディ。無駄というか贅沢というか...。


出演の皆様方は、とても楽しそうなんです。楽しんで、作りたくて作った作品なんだろうなぁと思うのですが、どうも、製作者側の独り相撲になってしまっているというか、楽しさが、観る者に伝わってこず、観客が置き去りにされているような感覚が拭えません。


あまりゴチャゴチャと考えず、理屈を並べず、ハチャメチャな世界を楽しむのが正解なのでしょう。現実の世界を離れ、ちょっと滅茶苦茶な、日常を離れた世界に遊びたい方は観てもよいかも...。オダギリ ジョーを観るだけでシアワセナ方には、お勧めです。


そして、周囲に何が起こっても泰然自若とした表情(!?)のキンジロー(もちろん、ホンモノではないようです。貴重な存在のオオサンショウウオ、そう簡単に触れるモンではありませんから)は、なかなか可愛かったです。ちょっと、癒し系かも...。



公式HP

http://www.pavillion.jp/



パビリオン山椒魚@映画生活