NOEL(ノエル)

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クリスマス・イブのニューヨーク。一人で過ごすには寂しい夜に、ふとしたことから幸せから弾き飛ばされ、孤独を抱えた人たち。母の介護に疲れたバツイチ、独身、40代のローズ、嫉妬深い婚約者を愛しながらもその嫉妬深さに耐え切れずケンカしたニーナとその婚約者のマイク。マイクに付きまとう、悲しい過去を持つ老人、アーティ。ローズが出会うある男性...。ともにクリスマスを過ごす恋人も家族もいない彼ら。


それぞれの孤独や悩みに向き合った彼らは、それぞれが小さな奇跡に出会い、再び希望を持ち、自分の人生に輝きを取り戻していきます。


自分と真正面から向き合い、長所も短所も含めて自分を受け入れることで自身の心を回復させ、前向きに生きることができるようになる。状況そのものが大きく好転しなくても、自分次第で幸福になれる、ちょっとした気持ちの持ち方、行動の仕方で、状況を変えることもできるかもしれないのだという、希望のあるメッセージが感じられます。


少々、展開に無理が感じられる部分もありましたし、前半は、やや退屈な感じでしたが、全体としては、クリスマスらしいファンタジーになっていたと思います。そして、特に印象的だったのが、ラスト近くで、ローズが母の隣の病室に独りでいる男性に「もう逝ってもいい」と声をかける場面。奇跡を見せてくれた男性への感謝と慈しみが感じられる胸に沁みる場面でした。


クリスマスを誰かと過ごす人も独りで過ごす人も、クスリスマスの前(といっても、明日はイブですが...)に独りで観ることをお勧めします。そうすれば、いつもより、もう少し、幸せな気持ちでクリスマスを過ごせるかも知れません。


ローズ役のスーザン・サランドン、見事です。嫉妬深い恋人との関係に悩むペネロペ・クルスの美しさ!下着で踊るシーンは、同性の私から観てもホレボレするくらいでした。



公式HP

http://c.gyao.jp/movie/noel/



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