まだまだ余震の続く中、どんな思いで過ごしているんでしょう…
不謹慎な内容かも知れないけど、書いておこうかな。
地震があった時に、
『もうダメかも…こんなことになるなら、治療頑張らなきゃ良かった…』
と思ってしまった。
だけど、すぐに思い直した。
治療しなければ半年だった命。
今頃天国だった。
治療中に出会った人達に出会えなかった。
治療後の楽しい思い出もなかった。
治療後に出会った人にももちろん出会えなかった。
やっぱり治療して良かったよね。
生きてるのってすごい。
って考えてたら、治療中の自分と被災地の人が重なってみえてきた。
治療中はこの気持ち悪さをそこら辺の人にすこーしずつ引き受けてもらいたくて、『自分が100気持ち悪いのを、1ずつ分けたい』って、自分の気持ち悪さが減るようなイメージをしたりしてた。
治ってからは、人が辛そうなのを反対に分けてもらえたらなって思うようになって…
お姉ちゃんがお腹痛いって言ったら、あたしに分けて下さいってイメージとかしてて、でも、実際は痛くなくて。
空しくて、でも当たり前かって思ったり…
だけど、今は実感できる
寒さという感覚、電気のない暗さ、ほんの少しだけど辛さを引き受けてあげられることが嬉しくて仕方ない
電車が動かなくても、トイレが断水になっても、もっと辛いのがわかるから我慢できる。
あたしが気持ち悪い時に、ルンルン歩いてたようなお見舞いの人みたいにはなりたくない。
笑わないとか、そこまでストイックにはしないけど、出来ることには真摯に取り組みたい。
今は被災地の人にとって終わりが見えないかもしれない。
未来も見えないかもしれない。
だけど、あたしが治療中終わりが来るって信じてたからこそ頑張れたように、終わりは来ることを信じて頑張ってみてほしい。
助けてくれる人の有り難さもわかる。
どうか自分だけって思わないで欲しい。
あたしも思ったけど、あたしだけ辛いなんてことなかったって身にしみた。
あたしにはちゃんと明るい未来が来ました
辛さを乗り越えることは大変だけど、出口のないトンネルはないです
日本みんなで頑張ろう