石川で震度7の地震があった。
新年早々。というか元旦の日に大きな地震があった。
ニュースで見ていると、みんな避難所に行っていたり、津波が襲ってきたりしている。
各局全て番組を取りやめ地震について報道している。
思い出されてしまうのは約10年前の東日本大震災だ。
きっと日本中の人がそうだと思う。
元旦でめでたい空気の中、急に襲ってきた地震。よりによって真冬の中凍えて避難している人たちも不安だろう。
心配だし、少しでも被害が少なくあってほしいと思った。
生きたくても生きられない命がたくさんある中で、自分は生きていられることへの感謝がわいた。
そして、いつ人の命が亡くなるかは分からない。
そんないろんな思いが交差して、地元に帰ろうと思った。
地元の仲間
俺の生まれは愛知県半田市だ。
地元の仲間や同級生はほとんど地元を出ない。
大学で名古屋に行ったのも地元のメンバーからするとマイノリティ。
文化的に外に出るという事はあまりない。
だからこそ、上京するときは『地元を捨てるのか』と言われて後ろ指をさされたこともあった。
みんなとライフスタイルが違う感じだ。
そんな地元では、6人組の同級生のグループがあって、学生時代はずっと一緒だった。
全員仲間は結婚していて、中には5人も子供がいるやつもいる。
それに対して俺は独身貴族。自由を謳歌して仕事やプライベートを過ごしている。
それぞれのライフスタイル、道は違うけれど、どっちがいいとか悪いとかえらいとかではない。
最初の仲間の結婚式は10年前。
気志團の余興をしたのを覚えている。最近では狐ダンス。
親友の一生で一度のお祝い事を全力で祝う祭り、ダンス、楽しくて酒も進む。
俺は地元を誇りに思っているし愛している。
それは地元の仲間の存在がめちゃくちゃに大きい。今の自分が東京で頑張っていられるのも、あの地元の仲間との日々がなかったら存在しない今だと思う。
きっと役割が違うのだろう。
みんなは地元に根を張って、祭りに出たりしてめちゃくちゃ盛り上げたりしている。
地元の仲間で助け合って生きて、地元をぶち上げている。みんなの地元愛にリスペクトを常に感じている。
まさに地元を守っているって感じだ。家族もみんな持って家族を守っている。
そんなみんなの地元愛があるからこそ、俺も地元愛を持っているし、何かあればこうしてみんなの顔が見たいなと思って地元に帰る。そこでは元気をもらって、また東京で頑張ろうと思えるのだ。
地元が大好きだから半田を出ない
俺は地元を大好きだけど半田を出る
でもそれは価値観がただお互い違うだけで地元への愛という部分は変わらない。
大好きなみんながいて、大好きな地元を守ってくれているから俺も地元を忘れずに頑張れる。
『いきなりラッパー紹介』
呂布カルマ
呂布カルマ。
ラップバトル・口喧嘩がめちゃめちゃに強い。
フリースタイルダンジョン2代目モンスター。
おなじ愛知県(名古屋)をレペゼンするラッパー。
呂布カルマはテレビ番組やあべまの討論番組に出たり、ひろゆきとディベートして勝ったりと、様々な活動をしている。
そして、メジャーシーンで活躍して、地元の名前を売ったり、稼いだ金を地元で使って還元するという信念をもってラップをしている。
アングラからオーバーグラウンドまで制覇して、東京と名古屋を行ったり来たり。
俺も呂布カルマのように地元を大切にしつつ外の世界で戦って、それを地元に還元したいと思った。
影響力がある人には憧れる。
自分が影響力を持った状態であれば、みんなが俺のいう事に耳を傾ける。
その時に地元についていかに素晴らしいかと話したり、地元を盛り上げる活動に参加したりすることができればいい。
例えばラッパーはよく自分の地元についてや仲間についてラップの歌詞に入れたりする。
ZORNという武道館でもライブをしてRADWIMPSとコラボしているラッパーは新小岩レペゼンだ。
ZORNが有名になればなるほど新小岩も有名になって名前が売れる。
自分がラップすればどこにでもある商店街も観光名所となるという歌詞があったが、まさにそういうことだろう。
本業であるイベントでも愛知でイベントを開いてみんなに楽しんでもらえたら最高だ。
もしくは、そういった地元のエンタメの仕事を今年は盛り上げていく、などといった形でもいい。
ラップ、本業のイベントや仕事といった実業、何か自分にできる力で愛する地元に貢献出来たら幸せだ。
最後に改めて、今回の地震で被害に遭われた方のご無事を祈っております。