もう年末ですね。

 

もし、現時点で

「どこか痛い」

「○○の調子が悪い」

という方がいたら、明日12月28日までに受診しておきましょう。

 

時間外の外来を受診される方は

「〇日前から痛かった」

とか言われる方が多いです。

 

平常時間帯の外来受診を勧める理由は2つです。

 

 

① 休日加算が付くので、料金が高くなる。

 

「初診料は、その病気やケガで、初めて医療機関を受診したときにかかる診療報酬で、通院治療を受ける際の基本料金のようなものだ。平日の診療時間内に受診した場合、初診料は2880円(6歳以上)なので、3割負担の人の自己負担割合は860円だ。」

 

 「休日に受診した場合は、これに加えて「休日加算」が2500円上乗せされることになっている。」

 

 「休日加算が適用されるのは、原則的に、日曜日と、国民の祝日に関する法律で定められた休日で、このほかに、12月29、30、31日と、1月2、3日の年末年始は休日扱いにすることが、診療報酬上の規定で定められている。」

 

という理由からです。

 

 

② 専門の先生が診てくれる可能性が低い。

 

公立病院では12月29日から1月3日までの6日間、日直+当直体制です。

 

だいたい一人で当直しているので、どの科の先生が当直しているかは運次第です。

 

そして、万が一入院になったとしても、毎日違う先生が対応することになり、1月4日以降に正式な主治医が決まることも多いと思います。

 

 

休日加算で支払うお金は高いのに、専門外の先生に診察されるのはもったいないです。

 

 

突然の症状やケガなら仕方ありませんが、既にある症状があれば、12月28日までに(民間病院であれば平常外来が開いているうちに)受診しましょう。