1月31日 年のはじめそして終わり | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  1月31日 年のはじめそして終わり

 

 毎日忙しいだけで、どんどん時間が流れていき、もう1月31日です。

 自分の時間はなかなかとれませんね。

 明日はもう2月。

 2月といえば暦の上ではもう春です。

 2024年の立春は、2月4日。

 昔は陰暦で、立春の前日がおおみそかで、新しい年を無事に迎えられるように豆まきをしていました。鬼を追い払い、福を呼び込むのです。そしてお正月になると一つ年をとるのです。誕生日という発想はありません。

 昔は、立春がお正月でした。2月がお正月だと言えばいいでしょうか。

 歌会などで、豆まきは大みそかの行事ですと人に話すといつもみんなから馬鹿にされるのです。私は本当のことを言って、馬鹿にされることに飽きてしまいました。少しは日本の歴史を勉強してほしいものだと思います。俳句の世界では常識です。歳時記にそう書いてあるからです。現在の太陽暦というものは西洋から入ってきました。長く日本に根付いている伝統は旧暦の暦によるものです。

 年賀状に新春とか、初春とか、迎春と書くのは、旧暦では正月が春だからです。

 アジア世界では今でも旧暦を大切にしています。

 東京にいると何もわからないかもしれませんが、日本では各地で旧正月のお祝いが始まります。視野を広く持っていたいものです。

 2024年の春節は2月10日(土)で、中国では、休み期間は2月10日(土)から8連休になります。この春節の日は、旧暦の正月であり、いつもかなり動きます。

 いずれにしても、実際の辰年は、2月から始まるのです。今年の2月は29日まであるので、少し得した気分ですね。

 例外はありますが、辰年は、いつもうるう年です。詳しく言うと、今年は60年に一度の甲辰(きのえたつ)です。

 ここで、もう一度新年の気分になり、1年の抱負や計画を考えてみるのもいいと思います。

 ただし、現在、コロナの波が来ており、感染者が急増していますので、十分に気を付けたいと思います。

 

 

皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

    いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。