オーダーシューズのリュウスケカワムラです。



そこはかとない痛みを足の小指に感じる、今日この頃。



ああ、そういや足の爪をしばらく切ってないなと、真っ直ぐ切れる爪切りでカットしました。以前の私はバレエのレッスンに打ち込んでいましたので、トウシューズを履くこともあって、足の爪には常に注意を払っていました。膝を怪我してからというもの、随分と長いことバレエから遠ざかり、最近やっとバーレッスン(手すりにつかまって行う基礎練習)だけ参加できるようになりました。バレエって意外に足の裏や、足の指をとてもよく使うんですよ。脚を高く上げたり、クルクル回るにも、足の裏の筋肉がちゃんと使えないと出来ないんです。




私の小指の爪は、生まれつき、と言いたいほど昔から、爪の体をなしていません。爪が上面方向に、つまり厚ぼったくなることはあっても長くなることは無い、ひねくれ者です。したがって爪切りは、他の爪を切るときとは違って、小指の爪をむしり取るように(実際には切っているのですが)厚ぼったくグチャッと固まったソレを上空から爪切りを当てて、カットします。そして爪やすりでなだらかにしておしまい。




今回も小指の爪を、上空むしりとりカットをした後は、そこはかとない痛みは薄くなりました。でもまだ感じます。コレはもしや、巻爪というやつではないだろうか?かつてネイルサロンでペディキュアをしていただいた時に、ネイリストのお嬢さんに「小指が巻爪ですネ」と言われたのを思い出しました。



ただ、今まで一度も痛くなったことはないので、いよいよ巻爪の野郎が私の年齢につけ込んで暴れ出したか⁈と、わかったつもりになりました。そっかー、巻爪でお悩みのお客様、いらっしゃるもんなー、こんな痛みなのかー、などとお客様に想いを馳せます。





ちょうどそんな時、3か月に1度の診察を受けるために整形外科を訪れました。私、昨年の2月に膝の靱帯を損傷したんですよね〜、もう一年近くなりますねぇ



私の膝はリハビリの成果でかなり良くなり、動きを助ける筋肉もついてきた、というわけで診察も終わろうというときに思い切ってドクターに訊いてみました。



あのう、小指がそこはかとなく痛いんです…



「どらどら」と促され、ソックスを脱いで足を診ていただきます。すると予想外なお言葉が!




「足の指、開いて」



他の指はなんとか開くのに、小指だけ動きません。「くーーーっ」なぜか手をグーにして、頑張れど頑張れど小指だけはビクともしません。



「ほら、動かないでしょ?血行が悪いと爪が育たないのよ。血行が良くなるとちゃんとした爪が生えてくるから、足の指を開く、押す(床を踏む)をやってみてください。私は治りましたよ、5年かかったけど」



えっ、先生も?

そしてまた出た!「キタエヨ!」

キタエヨ



さすがスポーツ整形外科のドクターです。いえ、私はうっすら「あー巻爪ですねー、皮膚科を受診してください」とか言われるのかな〜と想像していました。が、キタエヨ!です。鍛える場所が増えました。



ねえ、皆さん!

皆さんの中にも、小指の爪に上空から爪切りを当てている人がいらっしゃるんじゃないでしょうか?



そしてその人は足の小指を自力で動かすのが、難しいのでは?



自分の身体をあきらめない日置と共に、足の小指を自在に動かして健康な爪を手に入れませんか?



できる事から始めましょう。

毎朝毎晩のお着替えの時に、私はソフトな青竹踏みもするのですが、




足の指を開いて、手を使って「ホラここまで開くんだよ君は」などと小指に声をかけてとにかく開いて、床を強く踏む。いつか自力で小指を動かす!と念じながら。そして手を使わないでも、ほんのちびっとでも小指が動いたら「やれば出来る子!」と褒め称えましょう。



足の小指が動かなくてO脚を矯正中の日置が、皆さまのお悩みを伺って、世界に一足のお客様の特別な靴作りをお手伝いします。



リュウスケカワムラは密にならない予約制です。24時間365日受付の予約サイトからどうぞご予約ください。


ご来店を心よりお待ちしております。