宝塚歌劇110周年
ベルばら初演から50年
トップスター彩風咲奈の卒業公演
チケット外れまくっていたのですが
友の会でなんとか1枚確保できました
一階センターの見やすい席で
どっぷり ベルばらの世界に浸ってきました
サキナならオスカル編も合うと思うが
夢白あやちゃんというマリー役者がいるので
フェルゼン編の上演
はたして、
サキナのフェルゼンがとっても良かった
植田歌舞伎と言われる大芝居が
美しくはまって集大成に相応しい
伝統を継承しつつも新演出がよくてね
フェルゼン踊る踊る
1幕最後、スウェーデン王に許しを得て
フランスへと向かうシーン
客席を通るって聞いていたところ
駆け抜けたら、マントどうなっちゃうのか
と、いらぬ心配をしていたら
肩にさっとかけ、マントを体にまとって
駆け抜けるんじゃなくて、
一歩一歩力強く歩んでいくんですねー
そして振り返って笑顔
ここもちろんフェルゼンなんだけど、
彩風咲奈が幸せそうで、こちらまで幸せな気分になりましたよ
マリー・アントワネット あやちゃん
オスカル あーさ
アンドレ あがたくん
メルシー伯 ゆーちゃんさん
村では休演があったそうですが出演されててよかったです
グスタフ三世 はっちさん
ジュローデル すわっち
ベルナール かせきょー
ロザリー ひまりさん
みなさん見事な大芝居
ベルばらは、ここまでやるとかえって自然
中途半端だと没入できない
バスティーユやコンシェルジュリー牢獄のシーンで
ジーンときて、うるっと来たのは初めてでした
(トシとったからかも…)
今まで、いらんわ、と思ってた
モンゼット侯爵夫人とシッシーナ伯爵夫人のやりとりも楽しめたし
ルイ16世のぱると組長も慈愛に満ちた国王を好演
びっくりしたのは音彩唯ちゃんのジャンヌ
ヒロイン路線の美しい娘役さんのド迫力の悪の演技
凄かったなぁ
そしてフィナーレ
サキナ一回もはけずに、踊り続けましたよ!
幸せそうに、満足そうに、美しく
見惚れました、凄い
「宝塚我が心の故郷」も歌って
組子の「セラビ・アデュー」の大合唱に送られ
サキナ良かったね、ありがとうって
とっても満たされた幸せな観劇になりました
パンフレットの袋
いつもはスミレ色ですが
緑はフェルゼン(スウェーデンの軍服)だからかな
30ってなんだろ、ベルばらは50年だし
キャトルレーブ(物販)30周年みたいです
ミュージカル好きで宝塚を観たことがない友人が
「死ぬまでに一度、宝塚のベルばらが観たい」
って言ってるの
次は5年後か、10年後か
望みを叶えてあげたいわ