あらすじ

1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で、裕福な家庭で育ち将来を期待されていた青年の変死体が発見された。容疑をかけられたのは、‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥など、湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきた。そんな彼女の世界に迷い込んだ、心優しきひとりの青年。彼との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始める…。

 

  感想

昨日から体調が本調子ではないため、本日もまとまりのない文章になります。

原作未見です。

原作はベストセラーなんですね。

 

正直に書くとミステリーよりもラブストーリーが強かったので、思ったよりも楽しめませんでした。

女性に容疑がかけられる事象って、ほとんど恋愛のもつれですね。

真実がわかるラストは素敵でしたし、裁判シーン自体は良かったですが、それまで回想となる恋愛のいざこざは、好きになったり離れたり、どうでもよかったです。

あと、回想の序盤少しひっかかったのですが、1950〜60年代という設定ながら、両親だけでなく、誰も引き取り手がいなく、小学生くらいの子供が一人で生きていく設定は、説得力に欠けるような気もしました。

 

雑貨店のバックアップがあったとしても、施設に預けるとかされると思うのですが、町の人たちからも知られてるくらいの子供なのに、福祉や行政の力が強くないのは疑問が残りました。

 

このような都合のよい設定が、その後も散見されていて、ミステリーという側面に必要な一定のリアリズムに欠ける印象が残り、ラブストーリーとしての印象しか残らないとなると映画としての魅力は半減してるように感じました。

 

孤独だから可哀想とか、努力してるから応援したいという気持ち以前に、両親から引き裂かれる絶対的な理由付けを物語の上でしっかりとした上で、湿地帯の魅力とかを語るべきかなと思いました。

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