危機を演出する吉村知事 | 同床異夢

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吉村知事のとばっちりを受けて、ここ姫路も連休だというのに

緊急事態宣言のせいで不便な生活を送っている毎日です。

 

 

 

 

 

 

しかし、容赦なく圧政を加える吉村知事。

それに習う井戸知事も問題だが、彼の根本的な考え方がおかいしいことを指摘したい。

 

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「感染拡大」

と騒いでいる、吉村氏だが、そこにまず嘘がある。

日本では、どの都道府県も「感染拡大」などしていない。

 

感染拡大とは倍々的に増えていくことをいう。

2人だったのが4人になり8人になり16人・・・というのを感染拡大という。

 

陽性者数は全国的には横ばいで、大阪では下がってきている。

これは、先月のエントリーで書いたように、大阪のコロナ対策会議では

緊急事態宣言を発令する前から、このまま減少していくと予想していた。

 

(大阪府コロナ対策会議のデータ 4月24日発表)

 

少しタイムラグがあるが、この会議では潜伏期間を6日と仮定していて、発症から感染まで

7日としているので、合わせて13日のタイムラグでみられている。

 

吉村知事は、よくご存知だと思うが、新規陽性者数は約2週間のタイムラグがある。

だから、メディアが「本日の感染者は〇〇〇人です」と言っているのは

当日の数字ではなく、2週間前のデータだと理解しなければならない。

 

吉村氏も解っているはずなのに

これが来週になると恐ろしい

「自宅でただ死を待つだけ」

などと、不安を煽ることばかり言っている。

 

 

 

(宮沢孝幸 京大教授の5月4日の速報値)

 

しかし、宮沢先生が作ったグラフを見れば、多少の凸凹はあるけど、大阪のコロナ対策本部が

予想したのに近い状態になっている。

 

繰り返しになるが、陽性者は「緊急事態宣言」で減少しているのではない。

2週間前のデータであることを、よくよく理解してもらいたい。

 

結論から言えば、「蔓延防止措置」も「緊急事態宣言」も効果がないということだ。

吉村氏は、実はそのことはよく理解しているのかもしれない。

 

しかし危機を演出しておけば、必ずテレビに出演出来る。

そして、意図的に敵を作ってルサンチマンを煽り、自分のプレゼンスを上げる。

その繰り返しをしているような気がする。

 

次の標的は、「路上飲み」である。

「見回り隊」をだして、路上飲みをやめさせるように指導するらしい。

 

さらに・・・

「こういう感染拡大期には、一定程度でも個人の自由を制限してでも、

感染対策をできるようにすることが、僕は法令上でも必要ではないかと

思います。」

と語っている。

 

政治の役割は、国民や府民や県民を幸福にするのが最大の仕事です。

それを、彼は逆のことを行い、それに対して罪悪感のようなものは微塵も感じず

それどころか

「さらなる強い権限をよこせ」(個人の自由の制限)

と言っているのです。

 

「路上飲み」にしてみても、彼が飲食店において「酒類の提供禁止」をしたから

起こっている事態であって、それをまた強権的に押さえ込もうとしている。

 

これは、とても恐ろしいことで

維新を介して「全体主義政治」の扉が開こうとしているのではないかと

危惧します。

 

吉村氏はデータの見方が出来ない、ただのアホなのか、若しくは意図的にやっているのか

いずれにしても、リーダーには相応しくないと思いますが、

皆さんは、特に大阪の人達は、どのように思っているのでしょうか?

右横のアンケートにも答えてほしいと思います。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。

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