池上彰という人は問題発言が多いと思っていたが、
今回、リアルタイムにそれを見ることができた。
それは、1月6日にテレビ朝日系列で放送された、
「池上彰のニュースそうだったのか!!」
の中だった。
この番組や池上彰はプロバガンダ百貨店みたいだ。
※プロバガンダ(propaganda)・・・特定の考えを押しつけるための宣伝。特に政治的意図をもつ宣伝。
日本の経済問題でもデタラメを言っていたが、一番のデタラメは
昨年トランプ大統領が、日本に来たことを取り上げて、
「トランプは日本に武器のセールスに来た」
などと解説していた。
また
「北朝鮮や中国にしてみれば、自分の国を攻める能力を
自衛隊は持つのか!ということになると、かえって緊張を高めるんだ!と言って反対する人もいる」
とその後、言っていた。
この言い方は誰が反対しているのか曖昧で、わかりにくい。
素直に読むと、北朝鮮や中国共産党の立場にたった意見として取れないこともない。
池上彰ともあろう人が、緊張を高めているのは、北朝鮮であり、中国であると
理解できないはずもない。
つまり、わかっていながらこういう発言を行い、
『日本が防衛することはあまりよくない』
という印象を視聴者に与えているのである。
これをプロバガンダという。
少し脱線するが、1月7日に中国共産党が尖閣周辺に巡視船を浸入させた。
その時の毎日新聞の記事
7日午前9時50分ごろから、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入し、約1時間半航行して領海外側の接続水域に出た。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは昨年12月30日以来で、今年初めて。第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。巡視船が4隻に対し領海から出るよう警告した。(平成30年1月8日 毎日新聞)
下線を引いている所に注目してほしいのだが「機関砲のようなもの」と
書かれている。「機関砲のようなもの」って一体なんだ?
そんなものあるのだろうか?
はっきりいって、それは「機関砲」でしかないのに、わざわざこのような書き方をする。
これもプロバガンダの一種である。
(どうみても機関砲にしか見えない)
目的は、「機関砲」とはっきり書けば中国共産党が武力でもって尖閣に来ていることを
印象づけてしまうが、曖昧な書き方をすることによって
中国共産党の敵意を和らげているのだ。
話を元に戻すと、池上彰は日本より北朝鮮や中国共産党を優先していることになる。
日本以外の国が、他国を攻撃する能力を保持するのは自由だけど、日本はよくない。
もっと言えば、「日本を狙う弾頭ミサイルを他国はいくら保持してもよいが、
日本がその弾道ミサイル基地を叩く能力を持つことは、歓迎出来ない。」
とやんわり言っているのだ。
トランプ大統領が武器のセールスに来たというのも嘘っぱちで、
日本は議会政治を行っていて、予算は議会で決めることになっている。
そんなことは、いちいち書かなくても当たり前であるが、
その予算が決まる前に何が必要か、どういう方向でいくか、を委員会で議論する。
新しい戦闘機のF-35Aやイージス艦の増設、迎撃ミサイルの強化などは、
国家安全保障会議で前から決まっていたことで、昨年トランプ大統領がセールスにきて
安倍総理が「はい買います」と言ったわけではない。
で決まっていたことだ。
そもそも、トランプは日本にセールスに来たわけではない。
だいたい池上彰が「中期防衛大綱」を知らないはずはない。
また、日本経済や年金の話を説明していることからして、
日本の政治の仕組みを知らないはずもない。
やはり彼は、嘘情報を確信犯的に垂れ流していると疑わざるを得ない。
それも、巧妙に他人の発言のような言い方をして、自分に火の粉が飛んでくるのを
防いでいる。
「安倍政権のバックには神社庁があり、そこには信者が1億人いる」
と言った人である。
信者ってなんだ?と突っ込みたくなるが、彼はそんなこと百も承知で発言している。
どこかの国のエージェントとして懸命に働いているというような、角度で彼の発言を聞けば
今までと違った見方が出来るだろうし、今まで彼が言ってきたことに対して、疑問を持つ事が
出来るだろう。
彼が、他国のエージェントだと言っているわけではなく、朝日や毎日、神戸新聞同様に
日本を一番に考えていないという意味。
今回も最後まで読んで下さりありがとうございました。
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