熊本県からこんにちは

肥乃国屋貿易です。

 気温の上昇と共に、水温も上昇し、飼育水槽のヒーターによる電気代が安くなる気候になってきましたね。

あまり水温が上がりすぎると、紅龍などの色飛びが顕著に表れ、頭を悩ます事になりますが、それと同時に、飼育水の匂いも気になってきます。

本来無機質の水は、痛む(腐る)事はないのですが、水の中に微量に混じる有機物を、目に見えない細菌や微生物が餌にして、増殖する事で水が腐る、痛む原因となります。

細菌も水温が上がれば活発に行動する為、水温の上昇と共にいきなり飼育水の匂いが気になる様になります。

水槽内の餌の食べ残しをそのままにしておくと、腐敗した餌の匂いが水に移り凄い悪臭を発するのはご存じかと思います。

しかし、バクテリアが活発に活動し、キレッキレの飼育水ができた環境では、多少の匂いがあっても、あまりその様な事はありません。




ここまで仕上げた飼育水では、ほぼ無臭の飼育水となり、水温の変化で傾く事もありませんでした。
上部濾過と、外部濾過二台の、今で言う所の過剰濾過としておりましたが、ここに一つ隠された事実が(笑)

前々から、飼育水に関しての投稿を行なってきましたが、ロ材は洗車用スポンジを主体としております。

これは、当店を知っている方は周知の事実であり、洗車用スポンジをお使いになっているお客様も多々おられます。

洗車用スポンジでも、キレッキレの水ができるのを私は証明しましたので、安心してご使用なされています。

で、ここから匂いの問題。

私は、キレッキレの飼育水と、水の匂いを別々に考えています。

ペットボトルの水になぜ賞味期限があるのか?

水は無機質なので、腐らないのは科学的な事であり、純水ならば絶対腐りません。

何故水に賞味期限があるのか?

「水に匂いが移るから」

ペットボトルの水、無味無臭ですが、長期保存すると、周りの匂いが水に移るから、賞味期限がもたれています。

賞味期限間近の水を飲み、変な匂いがすると感じたら、水が腐っているのではなく、匂いが移っているのが正解です。

無味無臭の筈が、変な匂いがしたらやっぱり飲めませんよね?その為の賞味期限。

前置きが長くなりましたが、では水に移った飼育水の匂いをどうやって取り除くのか?



活性炭
を使用します。

過剰濾過気味の水槽、実は外部濾過の一台にはロ材としてパンパンに活性炭を入れておりました。

匂いを吸着すると共に、亜硝酸なども吸着してくれ、飼育魚の状態も格段に上がりました。

亜硝酸は、成長ホルモンを減少させる効果がある為、亜硝酸を活性炭で吸着減少させる事で、成長を促す事が出来ます。

自分の経験から、ダトニオの発色が活性炭を使い良くなり、黒化しにくくなりました。



馬鹿になれ‼️

本日のブログ、当たり前の事をそれらしく書いた、あたりまえ体操的なブログとなりました(笑)

飼育水馬鹿の私ですが、色々な事に関心を持ち、認識し知識を備え、お客様に認知して頂ける様に邁進しております。

水温が急激に上がる前、濾過槽を見直されるのも良きかと思います。

活性炭の販売も致しております。


1キロ 1.500円



電話 080-1789-1007

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