東日本大地震レベルの地震が発生したら(2) | 地震対策 首都直下型地震に備える

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昨年の3・11後、奇妙な感覚が続いています。

こんにちは。
管理人です。

東日本大地震レベルの地震が東京で発生したら・・・日本中が未曾有の混乱に襲われることは、皆様も想像がつくのではないかと思います。

考えるだけでゾッとしますよね。

しかも、最近の地震の数は半端な数ではありません。
(昨年の3月11日の大地震以前半年間に発生した地震の3倍以上だそうですよ。)

小さな地震の数が多ければ多いほど、後に発生する地震はかなり大きな地震になる。

という専門家の方の話を以前にしました。

東京から他の地域に引越しする・・・という方法は現実的ではないので、もっと現実的な方法で防災を考えて行く必要があると思います。

私も様々な防災関係のサイトを拝見しますが・・・一つ気になった言葉を目にしました。

食料のことはあまり考えなくても良いと思う。
数日で配給があるから。

私はちょっとこの意見に疑問を感じるんですね。
阪神・淡路の震災の現場は見

いないので、何とも言えませんが・・・東日本大震災(宮城県)の場合は、震災後3週間が経過した時でも、食糧事情が解消しているようには思えませんでした。

避難所にいる時に配給の放送がありましたので聞いていると、

おにぎり・スープ・バナナ1本

が夕飯の配給メニューでした。

3週間が経過しても、この程度の内容です。
(子供の栄養不足が問題視されるのも当然ですね。)

しかも、首都東京で数百万人が避難した場合に配給される食糧で、全ての人の手に渡るでしょうか。
(東日本震災の避難者数は30万人前後と言われています。)

他にも問題があります。

物資を被災地に運ぶ人員の絶対数が足りない

この大きな問題を私達は宮城県に足を運んだ時に目の当りにしました。

あれだけの食料が宮城県に届けられているのに、被災地には届いていない。

この現実をマスコミは放送していませんでしたので、知る人はあまりいないと思いますが・・・実は私が首都で大地震が起きた際の一番の心配はここなんです。

次回にでも、この件についてはお話しますね。

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