こんにちは(」・ω・)

 

 

先月中ごろですが職場というか任地を変えてもらいました。

 

理由は・・・・元々いた現場に大きなストレスの原因があり、我慢し続けた結果まあまあ酷く壊れてしまいまして。

 

完全破壊する前に脱出しました。

 

待ってても状況は好転せず自身の健康は悪化していく一方でしたので、何とかせねば!と思い会社の頼れるアニキに相談しましたところ、その日のうちに現場異動を決めてくれました。

 

大感謝!!!

 

ただ、、、100%満足のいく転職などないように、私の場合もある部分は妥協せざるを得ない条件と言うものは有りました。

 

それは

 

新築現場への異動でした。

 

解体専門の私にとって、このことは正直ものすごく強いブレーキを掛けられました。今までの場所で今まで通り我慢するしかねえか。あと半年の辛抱だし・・・と。

 

しかしアニキはこの事もちゃんと手を打ってくれていて、新築現場への配属にはなるが新築の技術がそれほど必要でない業務に限定するという条件付きで送り出してくれました。


新しく配属になった現場は火が吹くほど忙しく大変な状況でした。



忙しい現場にはいくつかのパターンがあり


 

       初めから工期がなく着手時点で突貫工事が決定してたパターン。

       適正な工期で受注したけど、工事のミスで忙しくなってしまったパターン。

       適正な工事で受注したけど、工事を消化できる人員不足で忙しくなってしまったパターン。

他にも様々なパターンが存在します。

 

いままで①②のパターンは経験してきましたが、今回の忙しい理由は③のパターンでした。

 

物理的なマンパワーが足りてないうえに、能力的に未熟なメンバーで構成されていた現場でした。


「これは気の毒だな・・・

私でできることは何でもやって、現場の連中を少しでも楽にさせてやろう。」

 

そんな気にさせられた現場でした。

 

工事現場での仕事ですので解体工事でも新築工事でも共通する事柄は多くありますので、そういったことをグイグイ消化し停滞していた業務を動かし始め、少しずつ歯車が機能し始めてきた感じがしています。

 

慣れない新築工事。

望まなかった新築工事。

ですが、今は忙しくも楽しい毎日を過ごしています。

 

愚痴や文句を言い始めたらきりがないという事は、経験上よーぅく知っています。

愚痴や文句を言って状況が好転したためしがない事も、経験上よーぅく知っています。

退路を断たれた今、ここで頑張るしかないので、できることを見つけ若い社員たちを助けることに邁進していこうと思っています。

 

老兵ですが知識があります。

体力はかないませんが経験があります。

どこまでやるべきかさじ加減が判断できます。

 

だいじょうぶ!

ここでもしっかり戦えるさ!

 

今はヤル気と希望に満ちています。

頑張るぞぉー!

 

こんな感じの最近の私です。

 

 

 

今、建設業は氷河期です。

 

会社として利益も上がらず、働く人もおらず、入職してきてもすぐに辞められてしまいます。

 

働く我々としても、多忙に危険に不衛生な職場に見合う賃金を受けれてるとは到底言えません。

 

正直なところ建設業に魅力がないんでしょう。

 

私自身、身内に建設業を勧めることはしません。

 

「もっと良い仕事があるから、考え直せ。」

 

こう言うんじゃないでしょうか。

 

大きな仕事という事は間違いありません。

長い時間をかけ、莫大なお金を使って地図や歴史に残る建造物を創る。

 

なんか、カッコイイですよね。

 

しかし、ここに到達するまでが大変すぎるんです。

 

それでもこの仕事が好きな人はたくさんいますし、自信と誇りと持って楽しそうに働いてる仲間もたくさんいます。

 


マジ、憧れる。

 

 

私はそういう感じにはなれなかったんですよねー。

楽しく働いてた時期もありましたが、建設業のネガティブな部分しか見えなくなってしまいました。

 

 

ん?

 

 

んんん~???

 

 

ちょっと違うかも。

 

今この文章を書いてて、ちょっと違うかもしれないぞという気になっています。

 

 

私は今現在、解体のスペシャリストとして所属会社で働いてるわけですが、このジャンルは楽しいんです。

 

新築工事にはない技術や知識が必要であり、独学で学んできたその技術には少なからず自信と誇りを持っています。

 

この会社に入社して10年ほどは新築工事を担当していましたが、歳を追うごとに楽しさは消え去りネガティブな面ばかりが目につき嫌になってきましたが、ある時期に解体工事を知り、これだけを担当させてもらうようになった訳ですが、ネガティブな部分は消えた訳でもないのに仕事は楽しく毎日ヤル気と充実感に満ちていました。

 

要は仕事との適正なんでしょうね。

 

新築工事は私に向いていませんでしたが、解体工事はドンピシャハマったんだと思います。

 

新築時代の嫌な思い出がトラウマとして残り業界や会社に恨みを引きずっている面もありますが、よくよく考えると会社は会社で私に色々配慮もしてくれてますし評価もしてくれています。

 

好きなことをやらせてもらって給料も払ってくれてますので、「自分の為=会社の為」というWIN&WINの関係なのかなあと。

 

独特のカラーがある業界ですが、ここまで私を成長させてくれましたし家族の生活を支えることができました。少しは感謝しないといけませんかね。

 

定年までまだ10年以上ありますので明るい未来を信じつつ、そこに向かって前を向いて前進し続けていこうと思います。

 

 

はい、以上で今回のお話はおしまいです。

最後までお付き合いいただき本当に有難うございました。

すっごく忙しいのですが、こうして雑感を述べることは楽しいと感じていますのでブログの更新頻度を上げれるようスキマ時間にチョコチョコ書き記していきたいと思います。

それではまたお会いしましょう!

しーゆー♪