外が激暑です。
至る所で熱中症により入院を余儀なくされた話も聞きます。どうか皆様、こまめな水分補給や塩分補給をして下さい。特に高齢者の熱中症による孤独死なんてケースも少なからずあります。無理をせず、1日2〜3リットルの食塩水を摂取しましょう...と自分に言い聞かす意味でも、この場に書いてみる。
さて先日ですが、仕事で静岡の富士宮市に行く機会に恵まれました。仕事なんで、お許し下さい。
この駄文を人生の時間を割いてまで読んで下さっている数少ない皆様、静岡県の観光地といえば何を想像するでしょうか？
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はいそうです、奇石博物館ですね。御回答どうもありがとうございます。すみません、知らないだけです。無知は罪ではないと信じています！
ホントにジャストで富士宮市にあの奇石博物館があるなんて…、奇跡に他なりません...なんて言っている自分に呆れますが、運が良いことに変わりはない！
奇跡...奇石博物館とは各地の奇石を扱った博物館ですが、なぜ山の中に石の博物館を作ろうとしたのか？建造の目的は不明です。どなたか、ご存知ならご教授賜りたい。
それでは静岡県のシナリオをお楽しみ下さい。4分27秒から始まります。
「奇石博物館はね、世界各地の色々な珍しい石がいっぱい展示してあるんだよ！あきね、この間、パパに連れて行ってもらった。
博物館の名物はね、コンニャク石なの。コンニャク石ってね、名前の通り石なのに、くにゃって曲がるんだよ！あき、館内の人にやらせてもらったんだけど、ホントに曲がったもん。
他にもね、テレビ石っていって、文字の書かれた紙の上に、その石を乗せると、石に文字が浮かび上がって見えるんだよ〜。あと、ブラックライトに当たると、光る石とかあって、チョー綺麗だったな〜。
綺麗といったら、奇石博物館から見る富士山もチョー綺麗だよ！特に天気の良い時の夕暮れ時なんか、赤富士っていって、真っ赤な富士山を見ることが出来るの！あき、運良く赤富士を見ることが出来たんだけど、チョー綺麗だったんだから！やっぱり、日頃の行いが良いからかなあ、えへへ。
あ、忘れちゃいけないのが、宝石わくわく広場ね。この広場ね、五百円で三十分間石が取り放題なんだよ。あき、いっぱい石ゲットしちゃったもんね。水晶でしょ、アメジストでしょ、トルマリンでしょ、ラピスラズリでしょ...なんと超レアなルビーもゲットしちゃったんだよ〜。えへへ、すごいでしょ？
いろんな石があるこの博物館なんだけど、まだまだ展示しきれなくて、倉庫にある石もいっぱいあるんだって。中には、展示したら、良くない事が起こるから、展示出来なくなった呪われた石もあるらしいの！あき、その石、チョー見てみた〜い！今度、館長さんにお願いしてみようかなあ。
あ、でも、見たら呪われちゃうかも。なんてね、きゃはははははは‼︎
とにかく、静岡に行ったら、奇石博物館、チョーお勧めだよん。」
相変わらず圧倒的観光案内。富沢日と書いて"とみさわあき"と読むそうです。読めるかどうかは知りません。ちなみに改行抜いて694文字。開発側から提示された1000文字縛りを余裕でクリアしています。そもそも飯島さんが作ったシナリオなのかも定かではありません。
私の他にもう1人同行者がいまして、難色を示しました。「四八(仮)で取り上げられた」という理由だけで直前まで渋ることに。これぞヨンパチに取り上げられたことで生じた弊害。奇石博物館は何も悪くないのに営業妨害以外の何者でもありません。
多少の説得後、最終的に「なんか眠くなってきた。今なら意識朦朧としているから行けるかも。」と"半睡眠状態での同行なら可"の条件の元に約束を取り付けました。行ってしまったらこっちのもんです。
山奥まで車をかっ飛ばし、気が付けばそこには奇石博物館。ゲームの世界が現実になる！
目で見るまでは半信半疑でしたが、本当にあるとは...感慨深いです。駐車場に着くとすごい数の車があってさらに仰天！
なにィ！？なぜこんなに沢山の車が...。侮っていたのは私も同じでした。このご時世なのに、県外から来られた方もいらっしゃいます。
敷地内には木の化石や恐竜のオブジェ。
早速入館してみます。大人700円。詳しい内容は割愛します。
基本割愛していますが、どうしても割愛出来ないことが！
…まさか奇石博物館でマイフェイバリットアーティストの1つであるLUNA SEAの名前を見つける事になるなんて！5thアルバム『STYLE』のジャケットはブロシャン銅鉱を模していたそうです。全然知りませんでした...というか気にしたことすら無かったです。芸が細かいわ。
もちろん1番知りたかったヨンパチに関する質問を職員さんにしてみました。
私「すみません。昔13年前くらいにゲームでここのことを知ったんですけど、ここに展示できない石ってあったりしますか？呪われた石があると紹介されていたんですけど」
職員「ああ、アレですね。」
...し、知ってたァァァァア！！
職員「アレはネタですね。そんなもの無いです。私もここに着任した当時、こんなものがあるとプレイさせられたことがあります。ネタです。」
完全な営業妨害でした。ヨンパチ制作スタッフは許可を取っていたのかとても気にかかる。
館内探索後、富士見岩を探してみました。動画では富士山を富士見岩から見た画像が使われています。何故か一切説明はありませんでした。
このように穴から富士山を見れるらしいのですが、ゲーム動画を見るに直系2〜3メートルはある岩輪かと勘違いしていました。これは気付かない。
生憎の曇り模様で何も見えませんでした。
ドラえもん、覗いてもらいました。中の割り箸がよく見えてしまいます。小細工がバレバレです。
神石 龍眼石も別の祠が作られる破格の扱いです。
あと石取り放題体験してみたかったのですが「わくわく宝石広場」はかなりの行列で密になるので止めておきました。写真だけ撮らせてもらいました。
フォーカスがドラえもんに合ってしまったので画素数落とす必要も無さそうで一安心。
【まとめ】
「ここはヨンパチで取り扱われるような場所じゃあないな…。全然普通の博物館だった。」
同行者の最終結論です。一体どこまでネガティブな印象を持っていたのでしょうか。私としても、敵を討てたような気がして満足しております。
現在、マンガ・アニメに関わる石の展示を行なっています。興味のある方は是非マスクして行ってみて下さい。消毒液は常備されています。
以下過去記事
■【八／四八(仮)】岩手県「生き埋め」
■【七／四八(仮)】福井県「嫁威肉附面」
■【六／四八(仮)】大分県「地獄極楽」
■【五／四八(仮)】滋賀県「三上山の大百足」
■【四／四八(仮)】山口県「壇ノ浦」
■【三／四八(仮)】三重県「牛鬼の里」
■【ニ／四八(仮)】福岡県「トンネル」
■【一／四八(仮)】愛知県「桃太郎神社」