講師：伏見 真希門（米国RETUL、BIKE FIT SYSTEMS社公認プロバイクフィットインストラクター）
【参加者】
●埼玉県 サイクルセンターしも 下様
●福岡県 クロスロードバイシクルズ 宮本様
この講習会は、北米のトライアスロンにおけるバイクフィッティング理論をわかりやすく解説し、評価方法からフィッティング技法ならび機材選定など、私（伏見）の海外研修で培った最新情報を学ぶ講習会です。
日本では、トライアスロン人口が増える一方、適切なバイクポジションならび、バイク選定に関するノウハウが非常に乏しい状態です。
また高価なトライアスロンバイクを購入して頂くには、ショップ様にとっても誤ったサイズ選びをしないよう、自信を持ってお客様にぴったりのバイクをお勧めできるノウハウは大変重要だと考えております。これらの高い専門知識を合わせ持つ事で、より一歩進んだサービスが展開できます。
またUCIにおけるTTポジションルールについて、曖昧なりがちな設定基準などを正確に理解し、タイムトライアル競技における基準についても学習しました。
【この講習会で学べる事】
・北米のTTバイクフィッティングの理解
・エアロ/快適性の理解
・クリート設定
・機材選定（カタログ値の信用性）と使用条件と効果
・身体アセスメントとその評価方法
・効率的なペダリングとは？
・フィッティングから導くバイク選定方法
・実践練習 etc..
・TTバイクのフレームジオメトリーの概念
・UCI規定に準じたバイクセッティングと小柄な選手の対応方法
実践講習ではBIKEFIT測定器・フィッティング用品の正しい使用方法と効率的なフィッティング方法を学びます。
・ゴニオメーター
・FFMD
・クリートウェッジ
・レッグレングスシム
・ペダルスペーサー
・レーザー機器
・エアロハンドル・アームパッドの設定方法
この講習会では短時間に非常に多くの事を学んで頂くため、バイクフィッティングマシンを利用し、作業効率的を上げて進めます。
一日目講義が始まりました！
まずはBIKEFITの復習を行います。
クリートの取り付け位置は妥協しません。またスムーズな作業が求められます。
宮本さんが作業します。
体幹、柔軟性と本人レベルを考慮しながら、快適性と持続性の合致点を決定します。
宮本さんは非常にレベルの高いサイクリストですので、ダイナミックなフォームでしかもペダルを回転させやすいポジションを出すことができました。
2日目 下さんのTTバイクを実車からバイクフィッティングマシンにコピーして作業を行いました。
画像はアームパッドの位置を調節する作業。
寸法計測を行います。
2日間の講習お疲れ様でした！
今回の受講者さま
左より下さま、講師：伏見、宮本さま
今回の受講者様はフィッティングについての理論・機器の使用方法について正しく理解し実践できるようになりました。サンメリットのBIKE FITオフィシャルサイトの ショップリスト に氏名の下に赤色文字で受講した事を示すアイコンを表示させて頂きました。
通 常弊社のBIKE FIT講習会は遠方からの交通アクセスも良い神奈川県川崎市で行っております。羽田空港から電車で約30分、新幹線でお越しの場合もJR品川駅から東海道 線で１駅です。またホテル会議室での開催のため前泊可能です。またショップ単位での開催も行っております。詳しくはお問い合わせ下さい。
株式会社サンメリット
伏見 真希門（ふしみ まきと）
米国RETULマスターレベルバイクフィッター&インストラクター
BIKE FIT SYSTEMS社公認プロバイクフィットインストラクター