リタが亡くなった500年前と、おそらくほとんど変わらない町、ロッカポレナ。リタの生まれた家がほとんど当時のまま残っていました。
石と土でできたごく普通の民家です。
早速入ってみましょう!
家財道具もが当時のまま↓
炊事場↓
一番奥の部屋は…↓
In questa camera nacque Santa Rita
と書いてあります。
cameraという字を見て一瞬この中は撮影禁止なのかなと怯んだのですが、
「camera」とは「部屋」という意味。
つまり、
この部屋で聖リタは生まれました
という意味です。
ベッドの上には清潔なシーツ、
そしてバラが一本(造花)供えてありました。
2階は明るいです。
パネルの展示室になっていました。↓
2階の部屋の窓からロッカポレナの岩山が見えました。
リタも幼少期、この同じ景色をみて育ったのでしょうね。
この岩山に聖リタの精神性(spirituality)の
秘密があると言われるわけです。
この山も聖リタ巡礼の場として整備され、
頂上には小さなチャペルが建てられています。
私達も登ってみることにしました!
登山道入り口↓
登山道はすごくきちんと整備されています。
森先生も鈍(なま)った身体を引きずるように…
…頑張って登りました。
十字架のある黄金の洞窟が眼下に見えます。↓
そしてとうとう
頂上の広場に着きました!
リタのブロンズ像が立っています。
そしてこれがチャペルです↓
この中に大きな岩が祀られていました。
これが…聖リタの精神性の象徴…
バラの花は全部造花です(笑)
この岩を覗いていた森先生がハッと気付きました。
投げ込まれた(本物の)バラの花びらに、一匹の黒い蜂がしがみついています。
今は2月、真冬の山頂ですよ!?
一体どうやって生き延びているのでしょう!?
これはリタからの挨拶なのかもしれませんね。
奇跡です!
動画でご覧ください↓
(続く)