頭の中で、「僕こそミュージック」が鳴り止まない毎日で(笑)、
最近は「愛していれば分かり合える」も流れ始めて、
『モーツァルト!』にハマってる今日この頃。
まずは山崎育三郎さんバージョンを観劇し、
その後に観たのが、下記のパターンです。
◎ヴォルフガング・モーツァルト:古川雄大さん
◎コンスタンツェ:生田絵梨花さん
◎ヴァルトシュテッテン男爵夫人:香寿たつきさん
◎アマデ:加藤憲史郎さん
古川雄大さんは、スラリとしていて涼やか。見た目もスタイルもスマートな人です。
『1789〜バスティーユの恋人たち』のロベスピエール役で初めて知り、この人は主役になれる人だーっと思っていたら、きっちり主演もされていて、
主演では『黒執事』、『ロミオ&ジュリエット』を、
あと、今回のダブルキャストの山崎育三郎さんも出演されていた『レディ・ベス』を観に行きました。
それぞれの作品で、いろんな役をしておられますが、
今回のヴォルフガング役は、かなり似合っていたのではないでしょうか。
古川さんは、少し陰があるというか、
小池先生のおっしゃるように、「悲劇的」な空気を持つ人。
制作発表の際のインタビューやトークを見ていても、カラッと明るい山崎育三郎さんタイプではないと思うので、全く違うタイプのヴォルフガングとなりました。
また、古川さんは初ヴォルフガングということもあり、3度目のヴォルフガングを演じる山崎育三郎さんバージョンを先に観た私は、ちょっと見劣りするかな、どうかな、と心配していたのですが、
古川さんの持ち味を生かした役作りで、想像以上に良かったです。
なにより、歌がかなり歌えていた点が素晴らしいと思います。
山崎育三郎さんは歌においても、歌以外においても、いわゆるエリートですが、
古川雄大さんはディズニーのキャストとしてショーに出ていた時代もあったり、いろいろ経て、ここに来ているので、そもそもの地盤が違うんですね。
のどかな長野県のご出身で、控えめな性格っぽい人で、自称ネクラな感じの人(笑)。
透過性のある歌声なので、まわりの声にのまれてしまい、聞き取りにくいときもありましたが、今回は歌もすごく上手くなったのではないでしょうか。
どの歌もしっかりと声が出ていましたし、ヴォルフガングの辛い気持ちや悲しみが伝わってきました。
芝居の初めの方は、「セリフ言ってます」的な感じにやや見えるところもありましたが、
古川さんの役に対する取り組み姿勢が、
必死にもがくけど上手く生きられないヴォルフガングの姿と重なり、これまでに観た役のなかで一番よかったです。
あとはもう少し、主役としてオフでも場を盛り上げられるようになると良いのになとは思いますが、何事にも控えめな空気感がこの人の持ち味だと思うので、それも良しかな。
ダブルキャストのもう1人が今回みたいに先輩ならいいですが、後輩との役替わりになったときは、もっと引っ張っていく力が必要かなと思います。
ま、あくまでも舞台とアンコールを観た印象ですが。
◆
→続く






