コバマス68期のひな です
母の口癖で
特に心に残っていたフレーズ
昨日歩いていてふっと出てきた
というか、思い出した
『うちにはお金無いから何も買わないよ！』
『お金使うな』
『貯めろ』
そう言われ続けて私は育った
その反動なのか
私は結構さっくりお金を使ってしまう
使い続けたらこの先・・・
なんてことも心配もしている
常に不足感にさいなまれていて
マスターコース行ってる今
そこをちょっとばかし
感じてみようと思った
うちにはお金無い
お母さん可哀相
それって、本当？？？
母は10歳で母(私にとってのおばあちゃん)
を亡くし
なんやかんやで
再婚した母の父と新しいお母さんは
幼い子供たちと母のおじいちゃん
おばあちゃんを置いて
家のものを全部持って出ていき
6人兄弟の真ん中の母は
幼い弟や妹の面倒を
おじいちゃんおばあちゃんと
上の兄弟とでみたらしい
そんな中、頼みの
母のおじいちゃんが自殺した
(私にとってのひいおじいちゃん)
その第一発見者は幼かった母
幼少期
それを聞いて育った私の中に
お母さん可哀相 が
完全に出来上がってしまった
そして
父も
お母さんは可哀相だったんだよ
小さい頃から苦労して育ったんだよ
って言って
私の中のお母さん可哀相 に
父はせっせと栄養を与えてくれた
いつの間にか
どんどんお母さん可哀相 が
私の中で大きくなっていった
母のそういう経験があってか
我が家は結構倹約しながら
チマチマと暮らしてた
外食も旅行もなかったし
誕生日とかクリスマスとか
七五三もなければ
お雛様もなかった
お洋服も私はお下がりばかり
ん～それでも
雨風しのげる家はあったし
贅沢ではないけれど
ご飯もたべられた
給食費や学費などの滞納もないし
取り立てとか来たことはない
しいて言えば
自営の父が大ケガをして入院し
その間
稼ぎがない時期が数か月あり
チョットヤバイ時期はあった
でもそれくらい
チマチマした我が家だったけど
今でも父は母に愛してるよと言い続け
いまだに私の目の前でチューをする
そして
兄夫婦と一緒にぬくぬく暮らしている
ん～
なんも心配ないじゃない
兄が結婚するとき
結婚指輪＆婚約指輪＆式の費用は
親が出してた(バラしてごめん)
姉が結婚して一戸建て買うとき
お祝いに100万円渡していた
私の時には
両親とも仕事は引退しているから
お祝いとか一銭も出せないよ
って母に言われた
今両親は雀の涙ほどの年金で
兄家族と暮らし
どうやら
お金のことでものすごーく
一方的に母から父が怒られ
母が離婚だ離婚だと大騒ぎして
本当に大変だったと
後からお嫁さんに聞いた
そして
年老いてあまり自由に
動けなくなった両親が
2人で死ぬことを考えていたと
この前帰った姉から聞かされた
そんな話しばかり聞いてたから
もうやばいくらいお金の心配やら
両親の心配ごとに
私の心は支配されていた
両親を助けられない自分を
思い切り責めたし
心配ばかりした
けど、わりかし最近
兄家族が家族旅行で泊りで
ディズニーランド行くって時に
お小遣い10万円渡してたらしい
んんん～～～
兄や姉の分はお金あって
私の分はなかったけど
母よ、くりそつオババよ
(残念なことに顔が激似)
でもそれなりに昔も今もあるよね？
お母さんは
幼少期から苦労しすぎて
ずっとお金なくて
可哀相だと思ってきた
今は両親とも自由に体が動かなくて
可哀相だと思っている
でも
可哀相じゃないのかもしれない
母の口癖
ウチにはお金無いから買わないよ！
は
きっと
ウチは(私は)満たされているから
買わないよ(必要ないよ)
だったのかもしれない
お母さん・・・
確かに幼少期は色々だったかもだけど
今はもう全然可哀相じゃないのかもね
私の不足感は
全てが
私の妄想で幻想で
勘違いだったのかな・・・
私の中の過去
ウチはお金ない や
お母さん可哀相 が全て
私の妄想で幻想で勘違いだったとしたら
過去も今も未来も書き換わるよね
今度帰ったら確認してみようかな
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