先日、義妹が「私なんていてもいなくてもいいみたい」と、
職場の不満を言っていた時、
すごく共感できたのは、自分も同じ思いをしたことがあるからです
以前、最後に働いた病院での話。
私も同じように
「私は邪魔なのかも」と思ってしまった話です
親身になってくれたA師長
今から5年前、52歳の時。
突然、乳がんが発覚した時の事
前にも病院を辞める話を簡単にブログで書いたことがありましたが・・・
もっと仕事をするうえで嫌な出来事がありました
今回はそれについてちょっと詳しく書かせてもらいます
乳がんが発覚した時
その時はA師長の元で働いていました
A師長はなんにでも全力で取り組み、自らスタッフと働く尊敬する人でした
仕事だけでなく人情味もあり、涙もろく、真剣にみんなの話を聞いてくれる人
私が乳がんで長期休暇をとる時も、自分の事のように心配し励まし元気づけてくれました
「あんたの席は開けとくから、しっかり治療して帰ってくるのよ!」
今でも手を握って励ましてくれたA師長の事は忘れられません
この師長が待っていてくれる
それだけで、ずいぶん勇気をもらって治療に向かう事が出来ました
が、そんな希望もむなしく、A師長は他の病棟に異動になってしまいました
B師長の第一印象
後任のB師長は顔は知っているが話したことは無い「初対面」の人
詰所から出てこず、一日中電子カルテを見て過ごすような人でした
周囲の評判もいまいちで
「勤続年数長いから師長になったような人やきね」
と、言われていました
一通りの治療が終わって復帰したのは8か月後でした。
復帰の朝、電子カルテを見ているB師長に、はじめて挨拶をしました。
B師長は振り向きもせず
「はい、よろしくお願いします」
B師長は40代半ばで綺麗な顔立ちの人でしたが・・・
第一印象は
「話しにくそうな人だな・・・」でした
必要とされてない?私邪魔ですか?
すると突然B師長が振り向き
「ねえ、あなた、そんな状態の体で普通に働けるの?」
と、直球な発言
戸惑っている私に
「病気で今まで通りに働けないんじゃないの?」
「無理はしない方がいいわよ、体が一番だしね」
「私だったら働かないで治療に専念するけどね」
と、私の体を心配しているといいつつ表情は
「働けない人はいらない」
と、言いたげな顔に見えたのは私の被害妄想でしょうか?
でも、初対面でいきなりこんなふうに言われるとは・・・
ショックでしたね・・・
「辞めろ」と言わんばかりのB師長
私も仕事が好きだったし、同僚とも仲良くやってきた。
出来る事なら辞めたくない・・・
でも、正社員でフルタイムで働く事は迷惑なのかな?
確かに体力も十分に戻っていないのは確かだし、迷惑をかけるかもしれない
そう思って出した答えは
「どうしても無理なら時短で働きたいと思いますが。ご迷惑をかけないよう頑張りますので」
B師長は
「わかりました、部長さんに連絡しておきますね。でも無理だったらいつでも言ってね」
と、言うとまた電子カルテを見だしました
もう話はないという感じ・・・
A師長と比べてはいけないとは思ったのですが、悲しかったです
「必要ない」と言われているようで・・・
弱っている時は、ちょっとした事でも辛いですね
それからホルモン療法の副作用で苦しめられるまでの数ヶ月はフルタイムで頑張りました
でも、その後、副作用に負けそうになり「辞めたい」と思うようになりました
部長さんの説得でどうにか踏ん張り時短パートになりました
それから約2年近くのパート生活が始まりました
自分なりに頑張りましたが、いつも「自分は必要ではないのでわ」と考えが浮かび辛かったです